ブログBLOG

化学物質から子供を守るべき理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目 一桝です。

 

 

現代の暮らしには、様々な化学物質で溢れています。

 

洗剤や防虫剤、芳香材などが身近な例です。

 

また現代住宅のビニールクロスやフローリングにも沢山含まれています。

 

こうした暮らしに身近なものから常に私たちは影響を受けているのです。

 

では、なぜ「化学物質」に気をつける必用があるのでしょうか。

 

 

 

(理由1)安全性の問題

 

高度経済成長で、家を早く安くつくる為に、様々な化学物質を使った建材が開発されました。

 

その影響によって「シックハウス症候群」が社会問題化し、2003年に13物質が規制されました。

 

しかし。2006年に国の規定通り小学校を建てた小学校で、児童の体調不良が生じました。

 

これを「シックスクール症候群」と呼びます。

 

化学物質は作り出されるスピードが早すぎて、一つひとつ安全性を調べていられないのです。

 

 

 

(理由2)人体や環境中への蓄積

 

30年以上前に使用が禁止された有機塩素系の農薬が、北海道のかぼちゃから見つかりました。

 

化学物質の中には長い間、自然界に残り続けるものがあります。

 

人も同じで体内に蓄積されるとなかなか出て行かないものがあります。

 

女性のからだに蓄積されると胎児に受け継がれるものもあります。

 

最近の研究では、自閉症などの発達障害は、妊娠中に取り込んだ化学物質が原因の1つかもしれないと警告しているものもあります。

 

 

 

(理由3)周囲のものに付きやすい

 

2008年にカップ麺を食べた女性が吐いたり、舌のしびれを訴え騒ぎになりました。

 

カップ麺を調べると、衣類の防虫成分が見つかりました。

 

未開封のカップ麺を防虫材の入ったタンスに保存していて、それが麺にうつったのが原因とわかりました。

 

車内の芳香材は合成香料が含まれています。

 

衣類に付着したり、呼吸により体内に取り込まれますが、内分泌かく乱作業が疑われる物質があります。

 

 

 

(理由4)基準値と複合汚染問題

 

「基準値以下なら安全」と一般的には言われていますが、ほとんどの基準値は動物実験から得られたもので、健康な成人男性を対象としています。

 

残念ながら日本では、子供の調査や研究は、まだほとんどされていません。

 

「複合汚染」は2種類以上の化学物質に同時にさらされた場合、相乗作用が起き、最高1600倍もの毒性になることもあります。

 

 

 

(理由5)子供は小さい大人ではない

 

子供の身体は小さいので、一見、化学物質の体内摂取が少ないように感じます。

 

しかし、1~5歳の子供は大人より、体重あたりの摂取量が多いのです。

 

また子供は細胞分裂が早く、細胞が傷つけられると、傷ついた細胞もそのまま一気に増えてしまいます。

 

神経系は1歳で25%、6歳で90%が出来ると言われています。

 

 

 

人には有害物質が簡単に脳に入らない仕組みがあるそうです。

 

しかし、2歳から3歳ごろまでは、その働きが不十分です。

 

乳幼児は解毒能力が未熟で、有害物質が排出され半分になる時間は、年長児と比べて2~4倍と言われています。

 

胎児や乳幼児は特に影響を受けやすいため、妊娠中の女性や、小さなお子さんがいるかたは、

 

こうしたものと適度な距離をとって、上手に暮らすことが大切なのです。

 

 

「危険な化学物質から子供を守る暮らし方」神 聡子 著(じゃこめてい出版)

 

────────────────────────

<編集後記>

 

先日は房総半島を自転車で一周してきました!

 

最初は館山から山を越えて鴨川へ走りました。

 

山越えは自転車ではなかなかシンドイ。

 

その後はずっと海沿いを走って館山に戻ってきました。

 

トータル115km!

 

友人と走ったのですが、友人の後ろは風よけになって、とても楽ちんでした笑

 

その後は、富浦でアジ丼大盛り!

 

ノンアルビールでしたがとても美味しかったです。

 

ハードな運動のあとは、ノンストレスで美味しい物を思う存分食べられるので、こうしたことをやってるのかもしれませんね。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 家づくりのコンセプト
  • 施工事例
  • お客様の声

お問い合わせCONTACT

こだわりの自然素材・天然素材(珪藻土・無垢・無添加・漆喰・い草・畳・和紙・塗料・布クロスなど)を使った注文住宅・リノベーション(フルリフォーム)・健康住宅なら東京都墨田区の駿河屋

0120-124-029

< 事業エリア >

東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市

千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市

埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区

神奈川 川崎市

  • 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。
< 事業エリア >
東京  : 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉  : 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉  : 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 : 川崎市

※ 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。