皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目　一桝です。

皆さんの子供時代、図鑑は読みましたか？
図鑑は子供の興味を引き出すのに
とても効果のある本です。

日常的に興味をもつ、調べるということが
出来る子供に育つと、
学習へのハードルがぐっと下がります。

今日は子育てにおける
図鑑のすばらしい効果をお話しします。

好奇心を育てる「図鑑」 の効果

子供の好奇心を育てるのには
「図鑑」が最適です。

僕は「宇宙」「乗り物」系は
全く興味がなかったのですが、
「魚」や「恐竜」にはものすごく興味があり、
すり切れるまで読んでいました。

子供の頃は釣りや魚の飼育、
現在ではカヤックにのって
北海道でイトウを釣ったり、
源流でイワナを釣ったりしています。

図鑑の素晴らしいところは、
勉強との相性がとても良い点です。

図鑑で得た知識が学校の勉強へのハードルを
「あ！これ知ってる」が下げてくれるからです。

こうした意識が学校の授業を楽しくさせ、
「自分は勉強が得意だ」「学校が楽しい」
へ繋がります。

さらには読めない「名前」や「言葉」が
文字への興味を一層たかめ、

“世界を広げるために文字を学ぶ“

という本質がわかるようになります。

図鑑は男の子だけのものではない

図鑑といてば男の子のイメージですが、
女の子にも是非ためしてみてください。

現在では理系女子も多く、
図鑑をきっかけに理系の才能が
開花するかもしれません。

親は子供のあらゆる才能の芽を
見つけるのもつとめです。

その才能の芽を思い込みで
見落としてしまっては、
とても残念なことだと思います。

子供が自分自身の将来を
切り開く力をつけるには、
図鑑ほど有効なものはないのです。

まずは図鑑を買いに行こう

まずは一緒に本屋さんに行って、
子供と様々な図鑑を見ていきます。

普段の子供の行動からもおおよそ好みは
分かっているとおもいますが、
一通り見せていくのが良いとおもいます。

興味のある図鑑を購入するのも大切なのですが、
是非それ以外のものも
数冊購入することをおすすめします。

なぜなら子供が疑問に感じたことの
答えを教えてあげる前に、
親がその答えが出ていそうな本を教え、

「きっと答えが書いてあるから調べてみてはどう？」

「わかったら教えてね」

と子供に投げかけることが出来るからです。

子供の質問によって図鑑を
買い足していくのも良いとおもいます。

図鑑は毎日開く

図鑑の読み方に方法はありません。
読み聞かせでも良いですし、
ただ見ているだけでも楽しいものです。

大事なのは「親も図鑑が好き」ということを
子供がわかるようにするこです。

寝る前に「図鑑の時間」を
つくるのも良いとおもいます。

短時間でも良いので
習慣にとりいれるのがコツです。

子供は強制をすると必ず
押しつけられたものが嫌いになります。

なのであくまでも親と一緒に
楽しみながらが最初のコツです。

我が家は国名の書いてある小さな地球儀と
電子辞書をリビングのテーブルに、
図鑑などは手の取れる位置においていました。

一緒にテレビ番組を見ながら、
知らない国やわからない言葉、
クイズなど、すぐに電子辞書と
地球儀と図鑑をつかって
子供たちに調べさせていました。

その為には、
すぐに手に取れる場所に置いておく
ということが、とても大切です。

なので
リビング併設の本棚などが
子育てで大切な理由の一つなんです。

さらには、
こうした仕掛けをリビングにつくることで、
親子のコミュニケーションも増え、
子供を褒める機会が多くなります。

そうしたことは、
難しくなりがちな思春期の関係性にも、
将来とても良いかたちで影響してくるのです。

今日の｢わかった！｣

子供の好奇心を育てるのに
「図鑑」は最適です。

図鑑を見る、読む、調べることを
日常的にすることで、

学習へのハードルもぐっと
下がってくるだけでなく、
学ぶということに前向きに
取り組む子供に育ちます。

コツは生活の中にうまく
取り入れることが大事です。

電子辞書や地球儀などと一緒に、
身近に置きながら、
テレビをみていて分からないことを
調べるクセをつけても良いでしょう。

その為にはリビング併設の
本棚などが効果的です。

是非みなさんのお子さんにも試してみてください。

間取りは意識して作られたものと、
そうでないものでは、
家族の未来すら左右すると言っているのは、
まさにこうした事にも影響してくるからなんです。

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＜編集後記＞

この魚の名前、わかる人はなかなかいんじゃないでしょうか。

めちゃめちゃ美しい！

これは北海道の然別湖（シカリベツコ）
にしかいない「ミヤベイワナ」です。

年に2週間が２回だけ、
調査目的で釣りが許されるのですが、
釣果やサイズ、色などを記録して
提出する義務があります。

釣りは好きですが
海よりも山や湖のほうが好きです。

神秘的ですし、
トラウト（マス）類はとても美しい！
みていて飽きません。

小学生の頃は図鑑から釣りの本、
とくに北海道の大物釣りの本を
刷りきれるまで読んでいました。

大人になってカヤックもって
北海道で釣りが出来るなんて、
あの頃の夢が叶ったな～って
一人でニヤニヤしながら竿を振っています。

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