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住宅の高気密化による問題を考えてみる

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こんにちは
 
 
九代目当主の一桝です。
 
 
 
 
 最近の住宅業界は、高気密、高断熱などさかんに言っております。
 
 
 
 
 「高気密?ってなんだか息苦しい感じだね~!」
 
 
 
 
 なんて言ってはイケマセン。
 
 
 
 
 これはこれでとっても大切なことなんですよ。
 
 
 
 
 しかし私は・・・
 
 
 
 
 住宅が高気密化することによって、
 
 
 
 ある問題が起こるのでは無いかと実は感じております。
 
 
 
 
 
 
 昭和の日本経済が成長していく歴史のなかで、
 
 
 経済性、利便性、施工性、生産性などを重視した住宅が
 
 
 普及していきました。
 
 
 
 
 しかし残念ながら、そこに使用される建材の健康に対する
 
 
 影響などの、安全性への意識が欠けていたことによって
 
 
 1990年代に社会問題となった化学物質過敏症やシックハウス問題ですが
 
 
 当時、住宅の高気密化が進んだことも原因の1つだと言われております。
 
 
 
 
 
 
 木製の窓や建具(扉や引戸など)がスチールサッシ
 
 
 そしてアルミサッシに代わっていったことにより
 
 
 今まで通風しやすい家、隙間風があった家が、
 
 
 以前よりも外気が入りづらい住宅になっていったからです。
 
 
 
 
 しかし!冒頭で触れたように、現在の日本の住宅の機密性は
 
 
 世界基準からみると、かなり遅れているんですね~
 
 
 
 
 簡単に言うと、先進国の住宅よりも、隙間だらけの家ということです。
 
 
 
 
 
 
 
え~~~?そうなの????
 
 
 という印象ですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 「次世代省エネ基準」という言葉を
 
 
 聞いたことある方もいらっしゃると思います。
 
 
 
 
 次世代省エネ基準は、住まいの省エネルギー性を
 
 
 高めるための基準ですが、
 
 
 
 
 大きな意味でとらえるとすると
 
 
 「快適さ」「健康的」「省エネルギー」「耐久性」
 
 
 の4つのキーワードで表される、今の基準の住宅よりも
 
 
 質の高い 住まいを建てることが主な目的となっています。
 
 
 
 
 
 そのために今までの基準よりも高い断熱気密性が求めらていて
 
 
 断熱気密以外にもさまざまなことが提案されてます。
 
 
 
 
 
 ようは、今までの住まいづくりの知恵を総結集して
 
 
 より質の高い住環境を実現していこうというものなんですね。
 
 
 
 
 その基準は2020年(平成32年)までに
 
 
 新築住宅で義務化することを国が目指しております。
 
 
 
 
 
 
 そうするともう目の前ですよね。
 
 
 
 
 であれば今、住まいづくりや大規模リノベーション(フルリフォーム)を検討の方は
 
 
 この基準をよく理解しておく必要があると思います。
 
 
 
 
 
 
 さてさて
 
 
 
 
 
 
 話しを現代の住宅にもどしますね。
 
 
 簡単に言うと、現代の住宅は隙間だらけでスカスカの家です。
 
 
 
 
 しかし、次世代省エネルギー住宅は、世界基準に少し近くなる
 
 
 高気密・高断熱化が進められています。
 
 
 
 
 なにしろ日本の住宅は暑くて寒くて我慢する住宅なので
 
 
 住宅での死亡事故は先進国でもダントツなんです。
 
 
 
 
 そうした現状を踏まえても、高気密・高断熱化によって
 
 
 健康被害を減らすことがとても大切なことなんですね。
 
 
 
 
 しかしここで私は1つの問題が発生するのではないかと心配してるんです。
 
 
 
 
 ただでさえ換気をしない、もしくは正しい換気方法を知らない方が増えている中で
 
 
 シックハウスや化学物質過敏症の症状を訴える人が
 
 
 こうした住宅性能の変化によって増えるのではないかと思うのです。
 
 
 90年代に住宅の気密かが進んだ時にシックハウスの問題が起きたように
 
 
 2020年にさらなる気密化が進むことで、
 
 
 政府の中途半端なシックハウス対策のツケが、
 
 
 また、あらわになるのではないでしょうか。
 
 
 
 
そうであるなら、
 
 
 今後の住宅はますます素材についてしっかりと勉強し、
 
 
 住宅に使う素材はどういうものが安心で
 
 かつ、心地よい物なのかを、
 
 
 正しく選ぶことが大切になってくると思います。
 
 
 
 
 
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
《 あとがき 》
 
 
昨日は「ぜん息と食物アレルギーの基礎知識」という講演を聴いて勉強してきました。
 
 
 
講師は地元墨田区の同愛記念病院の増田先生です。
 
 
受講者で男性は私一人・・・。
 
 
 
それ以外はほぼ全員、アレルギーのあるお子様をおもちのお母さん
 
だったのではないでしょうか。
 
 
 
最後の質問時間では、お母さんたちの切実な気持ちが伝わってきて
 
 
アレルギーに関して話す機会のある私としても
 
改めて襟を正し、真摯に取り組まなければいけないと感じた時でした。
 
 
 
内容はまたこちらのブログでシェアしますので
 
しばらくお待ち下さい。
 
 
 
そうそう、
 
 
私の知人の水上さんもアレルギー対応食品ブースを設けてました。
 
 
 
この水上さん、以前ある方を通じてご紹介頂きました。
 
 
実は元婦人警官!
 
 
お子様が食物アレルギーになられ、子供が食べられる食品を探すのに
 
疲れ切っておりました。
 
 
食物アレルギーのあるお母さんが、簡単に食品を探し出せるサイトは
 
ないもんだろうか・・・。
 
 
と思い、ご自身で創られてしまった方です!
 
 
すごい情熱と行動力ですね。
 
 
まだまだ知名度が低いのですが、是非みなさんシェアして広めて下さい。
 
 
アレモ
 
http://www.alle-mo.jp/
 
 
水上さんのブログはこちら
 
最新情報がUPされます
 
http://ameblo.jp/arekids-smile/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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こんにちは

九代目当主の一桝です。

最近の住宅業界は、高気密、高断熱などさかんに言っております。

「高気密?ってなんだか息苦しい感じだね~!」

なんて言ってはイケマセン。

これはこれでとっても意味あることなんです。

しかし私は

住宅が高気密化することによって、

問題が起こるのでは無いかと実は感じております。

昭和の日本経済が成長していく歴史のなかで、

経済性、利便性、施工性、生産性などを重視した住宅が

普及していきました。

しかし残念ながら、そこに使用される建材の健康に対する

影響などの、安全性への意識が欠けていたことによって

1990年代に社会問題となった化学物質過敏症やシックハウス問題ですが

当時、住宅の高気密化が進んだことも原因の1つだと

言われております。

木製の窓や建具(扉や引戸など)がスチールサッシ

そしてアルミサッシに代わっていったことにより

今まで通風しやすい家、隙間風があった家が、

以前よりも外気が入りづらい住宅になっていったからです。

しかし!冒頭で触れたように、現在の日本の住宅の機密性は

世界基準からみると、かなり遅れているんですね~

簡単に言うと、先進国の住宅よりも、隙間だらけの家

ということです。

え~~~?そうなの????

という印象ですよね。

「次世代省エネ基準」という言葉を

聞いたことある方もいらっしゃると思います。

次世代省エネ基準は、住まいの省エネルギー性を

高めるための基準ですが、

大きな意味でとらえるとすると

「快適さ」「健康的」「省エネルギー」「耐久性」

の4つのキーワードで表される、今の基準の住宅よりも

質の高い 住まいを建てることが主な目的となっています。

そのために今までの基準よりも高い断熱気密性が求めらていて

断熱気密以外にもさまざまなことが提案されてます。

ようは、今までの住まいづくりの知恵を総結集して

より質の高い住環境を実現していこうというものなんですね。

その基準は2020年(平成32年)までに

新築住宅で義務化することを国が目指しております。

そうするともう目の前ですよね。

であれば今、住まいづくりや大規模リノベーション(フルリフォーム)を検討の方は

この基準をよく理解しておく必要があると思います。

さてさて

話しを現代の住宅にもどしますね。

簡単に言うと、現代の住宅は隙間だらけでスカスカの家です。

しかし、次世代省エネルギー住宅は、世界基準に少し近くなる

高気密・高断熱化が進められています。

なにしろ日本の住宅は暑くて寒くて我慢する住宅なので

住宅での死亡事故は先進国でもダントツなんです。

そうした現状を踏まえても、高気密・高断熱化によって

健康被害を減らすことがとても大切なことなんですね。

しかしここで私は1つの問題が発生するのではないかと

心配してるんです。

ただでさえ換気をしない、もしくは正しい換気方法を知らない

方が増えている中で

シックハウスや化学物質過敏症の症状を訴える人が

こうした住宅性能の変化によって増えるのではないかと思うのです。

90年代に住宅の気密かが進んだ時にシックハウスの問題が起きたように

2020年にさらなる気密化が進むことで、

政府の中途半端なシックハウス対策のツケが、

また、あらわになるのではないでしょうか。

そうであるなら、

今後の住宅はますます素材についてしっかりと勉強し、

住宅に使う素材はどういうものが安心で

かつ、心地よい物なのかを、

正しく選ぶことが大切になってくると思います。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^《 あとがき 》

昨日は「ぜん息と食物アレルギーの基礎知識」という講演を聴いて

勉強してきました。

講師は地元墨田区の同愛記念病院の増田先生です。

受講者で男性は私一人・・・。

それ以外はほぼ全員、アレルギーのあるお子様をおもちのお母さん
だったのではないでしょうか。

最後の質問時間では、お母さんたちの切実な気持ちが伝わってきて

アレルギーに関して話す機会のある私としても
改めて襟を正し、真摯に取り組まなければいけないと感じた時でした。

内容はまたこちらのブログでシェアしますので
しばらくお待ち下さい。

そうそう、

私の知人の水上さんもアレルギー対応食品ブースを設けてました。

この水上さん、以前ある方を通じてご紹介頂きました。

実は元婦人警官!

お子様が食物アレルギーになられ、子供が食べられる食品を探すのに
疲れ切っておりました。

食物アレルギーのあるお母さんが、簡単に食品を探し出せるサイトは
ないもんだろうか・・・。

と思い、ご自身で創られてしまった方です!

すごい情熱と行動力ですね。

まだまだ知名度が低いのですが、是非みなさんシェアして広めて下さい。

アレモ
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