現代の住環境は、法律などで規制されている基準こそクリアしておりますが、
体に好ましくない有害物質が発生する環境であるという前提で、
24時間換気を推奨しているのが現代の建築基準法です。
また、断熱性能などにしても一律標準規格があるわけではありません。
ですので、工務店さんにお任せの仕様で住まいづくりをするのではなく、
しっかりと勉強をしなければなりません。
健康住宅に関わる要素として私たちが考える主な項目は、以下の4点です。
1 住宅性能を上げる
2 信頼できる自然素材を採用する
3 住宅の空気質を改善する
4 心身の健康を満たす設計手法
今日は、「1」について考えてみましょう。
今後の一番の目玉は、
2020年には、新築におけるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
を標準的な新築住宅とすることを政府が計画しております。
ZEHとは住宅のゼロエネルギー化を目指すべく、その施策の一つとして、高断熱性能、
高性能設備器機と抑制器機を組み合わせ、
住宅の年間の一時エネルギー消費量が概ねゼロになる住宅をいいます。
世の中全体がエコやゼロエネに動いているという全体像を把握しながら、
検討中の住まいはどうしたらよいか ということを考えなければなりません。
住宅設備器機はどちらかというと、
時代の流れにそって交換、取付することが比較的可能です。
しかし、断熱はそうはいきません。
新築やリノベーション(フルリフォーム)でも、断熱を意識することがとっても大切です。
自然素材住宅についてもっと知りたい!という方は