皆さんこんにちは。
自然素材・天然素材の老舗
厳選素材住宅の駿河屋 九代目の一桝です。
今日は「厳選素材を探す 奈良県吉野編(1)」の続きです。
美味しい蕎麦でお腹いっぱいになりさて!これから吉野の貯木場へ!!
と思ったら、なんと中井さん、吉野の名産である「くず」のホンモノをご馳走して下さるとのこと!
ん?くず?はて?和菓子のあんこの周りについている透明なもの?
くらいの認識でしたが、どうやらその「くず」のようです。
「くず」は実は木の根っこから採れるデンプン質だってご存じでしたか?
僕は全然知りませんでした。
それもカチカチの根っこです。
誰が最初に食べたのか不思議でしたが、たぶんイノシシかなにかが食べているところを見つけて
「コレ、食べられるのか?」と思ったのが最初ではないだろうかということでした。
さて
この「くず」ですが、目の前で白い「くず」の粉と水と混ぜて湯銭すると固まってきます。
冷やすとまた分離してしまうので、冷やしすぎないのがコツのようです。
なんと賞味期限10分!
この葛(くず)菓子職人さんも、今回ご案内頂いている議員の中井さんと同じ名前ですが、血縁関係はないようです・・。
固まったものを切ったりちぎったりしたものがコチラ
どうですか!
接写してみました。
綺麗ですね~!
これが賞味期限10分のホンモノの「くず」です。
世の中の葛はほとんどが、芋デンプンとの混ざりもののようで
純粋に葛だけというのは、それはそれは貴重なんですね。
「本物」と聞くと血が騒ぎます・・・
冷やすとまたデンプンと水に分離してしまうので、ひと肌で頂くのが流儀なんですって。
ほどよい暖かさでツルツルもちもとの美味しいホンモノの葛を初めて頂きました。
なんだかゼリーみたいでカロリー低そうですが、
デンプンなのでカロリーはふつうに茶碗一杯くらいはあるようです。
デザートまでご用意頂く中井さんに深く深く感謝してお店を後にしました。
ご馳走様でした!
さて!いよいよお腹いっぱいになりましたので
次回は本当に銘木の里、吉野の貯木場に入ります!
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント・幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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