夏は沢登り、冬は雪歩き
「夏山の縦走なんて人が多いし、暑いし、なんかヤだよね」
というワケで、ずっと人に会わない山行を続けてきた僕は
人の多い山に少し抵抗がありました。
しかし、最近、ムクムクと
北アルプスの縦走に興味がわいて来ていました。
写真を見ると、すべて美しく
僕のココロはなんとなく、
「北アルプス縦走」という言葉に
勝手にドキドキしていました。
「なんか、北アルプス縦走って言葉面がいいじゃない」
そんな気持ちも芽生えてきました。
そこでお客様でもあり友人でもある
「北アルプス縦走」のエキスパートの
Hさんにお願いして
僕の「北アルプス縦走」の夢を叶えるべく
燕、大天井、常念の縦走に
連れて行ってもらうことになりました。
目次
歩けないワタクシ
Hさんとの山行は
去年の冬、八ヶ岳に行った以来。
普段、車でしか山に行かない僕は
Hさんに「電車で行って見たいです」
とお願いし、電車で八ヶ岳へ行ったのでした。
しかし、
久しぶりの冬山装備と電車装備で
ザックは高所のポテトチップスのようになり
パンパンに膨らんだのでした。
その結果、バテにバテて
Hさんに気を遣わせてしまうしまつ。
なので、今回はなんとしても
スタスタ登る、カッコイイところを
見せなければなりませんでした。
しかし!
「イチマスさんは30Lでいいですよ」
「小屋だし」
え!
ウエストポーチサイズのザックじゃ
「僕が歩けるってコト証明できないぢゃないですかっ!」
と言いたかったけど。
バテたら相当ハズカシイので
Hさんの計画にされるがままの
極楽小屋山行となったのでした。
やった-!
なにもかもが北アルプスっぽい
おお~!駅名が「穂高」だ!
北アルプスっぽいですね~
いちいち感動してしまいます。
久さんのザックがやたらデカく見える
シーズンオフにはバスからワゴンに変わる
タクシーに乗って、中房温泉の燕登山口へ向かいます。
登山口はこんな感じ
おお~!メチャメチャ北アルプスっぽい!
なんだかわくわくします。
懸念された天気も晴れ男のHさんのおかげで
だんだん晴れてきました。
これから4時間の登りが待っていますが
今回はウエストポーチサイズのザックなので
気分も軽やかです!
あっけなく合戦小屋
ウエストポーチはあっけなく合戦小屋に到着しました。
合戦小屋名物のスイカはさすがにありませんでしたが
北アルプスの雰囲気満載のたたずまいです。
合戦小屋の由来ってご存じですか?
だそうです!
これだけ管理されていて
綺麗な自然が守られていますが
雷鳥はまだまだ不満のようです。
ヨワヨワしい僕を気遣って
ゆっくりしたペースで登り
15時30分に燕山荘へ到着しました。
小屋の生ビールは冷たくて温かくて
燕山荘に到着すると
まわりは快晴に変わりました。
2人で撮った唯一の写真
すでに雲は低くなり
美しい雲海がひろがっていました。
美しく清潔な燕山荘
なんて短い行動時間!
なんて軽い荷物!
なんて美しい小屋なんでしょう!
「もうテントなんていらない!」
なんて誰が言ったのでしょう!
とにもかくにもビール!ビール!と騒ぎながら
早々にチェックインを済ませ
ビールにたどり着きました。
今日の宿はコチラ
のびのびと使わせて頂きます!
ステキな夕日にプロポーズしたくなった
ほろ良い気分で夕焼けを待ち
日没を迎えました。
日没後の虹色に
なんとなくプロポーズしたくなりましたが
隣はHさんでした。
ステキな月夜にプロポーズしたくなった
美味しい夕食と
ゴハンと味噌汁おかわり自由に感動しつつ
雲海の上の満月を待ちました。
うーん!美しい!
稜線上で雲海に浮かぶ満月は
初めてみた気がします。
臨場感を出す為にベンチも一緒に撮影
こんな景色を見ていたら
思わずプロポーズしたくなりましたが
隣はHさんでした。
北アルプス縦走日和
美しい朝日と
朝日に照らされる槍ヶ岳を見ながら
美味しい朝食を食べ
いざ出発
で燕岳山頂に到着。
北アルプス縦走の夢叶う
さあこれから大天井岳から常念小屋まで
「北アルプス縦走」の夢をかなえます。
すべてが美しく写真ばかり撮ります。
僕の荷物軽くてスミマセン
美しい稜線歩きも、
あっという間に大天荘へ到着
大天井岳のピークを空荷で目指します。
雪が無かったら槍ヶ岳まで走ったという女子を見送り
再び「北アルプス縦走」を続けます。
あまりにも美しいところがだったので
Hさんに「珈琲タイム」を申し入れました。
僕の為に珈琲をドリップしてくれる久さん
Hさんのデカザックの中身は
高度順応しているB級スナック「うまいか」
こんな日に働いている下界の皆様
ホントスミマセン
などと言いながら常念小屋を目指します。
だんだん風が出てきましたが
無事に常念小屋へ到着。
昼飯食べずに歩いてきたので
到着後はビールとつまみでカンパイし
定員12名の部屋を2名で占領し
快適な睡眠を頂きました。
今日歩いたルートはGPS時計のログを1分動画にしました。
至福の小屋泊まり
睡眠時間10時間くらい。
快適な朝です。
しかし外は風が強いようです。
今日の予定は常念のピークを踏んで
蝶ヶ岳まで足を伸ばそうと思っていましたが
なんと、外は雪に変わってしまいました。
ということで下山。
北アルプス縦走はやっぱりステキだった
今回、Hさんにずいぶん無理をして
北アルプス縦走を堪能させて頂きました。
こんなに楽な山があっただなんて・・・。
正直、驚愕しました。
ホント、小屋でいいじゃんって印象。
しかし、厳しい山あっての小屋泊まりのありがたさ。
働く皆さん、荷揚げの皆さんに感謝した山行でした。
でも、たまには縦走&小屋泊まりもいいですよね~
またやりましょうね~
と、何度もHさんと話しながら下山しました。
コース設定から荷物に関して
日本酒や沢山のつまみまで
準備してくださり
北アルプス縦走の魅力を
最高の天気とともに伝えてくれた
久さんに感謝です。
ありがとうございました。
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<編集後記>
普段は雪山か沢登りをメインに行っているので
3000mクラスの無雪期の稜線あるきは初体験でした。
それに今回は山小屋
こんなに楽な登山の世界があったなんて
もっと早くやっておけば良かったなぁ~と感じます。
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