家の勉強をしていくと
木材の含水率の話しが出てきますが
この含水率、
ちょっと普通の水分のイメージと違うので
木材と含水率の関係を今日はお話しします。
木材の動きと含水率
木材は乾燥の度合いによって
割れ、ソリ、ねじれ、収縮等、木材の動きが出ます。
しかし含水率が低ければ低いほど
こうした木材の動きが無くなります。
自然な状態で木材を乾燥させる天然乾燥は
空気中の湿度と平衡状態に落ち着くまで
自然に乾燥をさせることです。
夏場でおよそ17%、冬場でおよそ12%
であり、年間平均14%前後です。
天然乾燥材を使う場合には
20%以下になった状態のものを使用していますが
問題が生じたことは今までありません。
ちなみに床暖房用として売られているフローリングは
過度な乾燥で魅力の無くなった木ですが
これは床暖房で使用しても動きが出ないように
乾燥を極限まで行ってしまった為です。
含水率とは
含水率とは物質に含まれている水の量を言います。
式で表すと
含水率%=(乾燥前重量ー全乾重量)/全乾重量×100
です。
一般的に人間は約67%が水分だと言われていますので
水分以外が33%だということです。
水分と水分以外を足して100%です。
これが水分を言うときのイメージではないでしょうか。
しかし、含水率の定義で言うと違ってきます。
人間の例を公式に当てはめると
(100ー33)/33=2.・・・
つまり人間でも含水率として計算すると200%となるのです。
含水率200%とはこういう意味で言われます。
ちなみに木材も伐採したては
含水率200%となります。
今日の「わかった!」
含水率とは普通の水分をイメージしがちですが
公式から計算すると人間も含水率200%です。
含水率(がんすいりつ)とは、物質に含まれる水分の割合を示したもの。重量基準と体積基準の含水率があるが、単純に含水率と呼ぶ場合は、重量含水率を示す。単位は無次元であり、通常は百分率(%)を用いて表される。
重量基準含水率は一般的に湿潤基準(水分の重量を水分と固形分の重量の和で除したもの)の含水率が用いられ、乾量基準(水分の重量を固形分の重量で除したもの)は含水比と呼ばれ区別されている。しかし、木材の場合は、乾量基準であっても含水率と呼ばれる。
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<編集後記>
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