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自然素材、天然素材とはそもそも何なのか、産地やメーカーの裏側を含め知ることが大切

UPDATE:2016.02.01
CATEGORY:ブログ, 社長ブログ, 自然素材
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自然素材、天然素材と言われる住宅は

住宅をつくる素材に自然界にあるものだけで

作っているのでしょうか。

 

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自然界にあるものだけで

住宅をつくることは可能なのでしょうか。

 

今日は「自然素材」「天然素材」などと

呼ばれる物についてお話しします。

 

「自然素材」とはそもそも何か?

「自然素材」とはそもそも何か?

 

自然素材というと一般的には

自然界に存在する素材、

化学性の物質の入っていない素材を言いますが

現代において本当にそんな素材が有るのでしょうか。

 

1つの例です。

あるメーカーの珪藻土(けいそうど)は

珪藻土と自然界にある土などをまぜているので

自然素材100%とうたっています。

 

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稚内珪藻土の採掘場

 

しかし、すべて自然素材なので

結露などの問題があるとカビが生えやすかったりします。

 

逆に、そうした素材を使っているので

補修時には水を少し含ませて一旦半練り状にして

補修ができるという利点があります。

 

あるメーカーの珪藻土は、施工性を良くする、

カビをはやさない、などの理由で樹脂などを混入しています。

樹脂は当然化学物質を含んでいるので

厳密に言えば「自然素材」「天然素材」とは言えないでしょう。

 

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また、あるメーカーの珪藻土は

マグネシウムやニガリなどで固め、

ゼオライトで消臭効果を高めているものもあります。

 

これらは自然界に存在するものなので

「自然素材」「天然素材」と言っても良いかもしれません。

 

木にも天然と人工がある

木にも天然と人工がある

 

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自然素材の代表である無垢のフローリングはどうでしょうか。

「無垢の木は自然の無垢の木でしょ?」

という声が聞こえてきそうですが

 

たしかに無垢の木は自然の木です。

しかし、木を伐ったあとの行程で大きな差が出ます。

 

伐採したばかりの木は水分を沢山含んでいます。

この水分を少なくしないと乾燥過程で

反ったり、割れたりしてしまいます。

 

しかし、自然に乾燥するのを待っていると、

時間もかかりますし、場所も取られコストもかかります。

なにより、お金に換えるまで時間をかけるので

企業の運転資金が必要になるのです。

 

そこで現代の一般的な木材は「人工乾燥」「機械乾燥」

をして、早く建材として出荷できるようにするのです。

 

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機械を使って強制的に短期間で水分を抜くことで

建材として使用しても、反ったり割れたりが少なくなるのです。

 

しかし、強制的に短期間で乾燥させることで

木の本来持っている油までが抜けてしまい

手触りや香りが全く変わってしまいます。

 

これを「木のミイラをつくっているようなものだ」

と呼ぶ人もいるほどです。

 

はたして、これは「自然素材」「天然素材」

と呼べるのでしょうか。

 

天然で乾燥させた木

天然で乾燥させた木

 

機械乾燥、人工乾燥とは対照的に

自然に乾燥させた木材も

市場ではごくわずかですがあります。

 

これは昔からの方法で、木材の水分が一番少ない時期

つまり寒い季節に伐採し、枝葉がついた状態で数ヶ月

山に放置します。

これを「葉がらし」と呼びます。

 

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葉がらしを行うことで、水分やデンプン質を少なくして

虫やカビが発生するのを抑える効果があります。

同時に重さも軽くなります。

 

葉がらしの後、山~卸、製材して数年かけて

じっくりと自然に乾燥させるのです。

 

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この場合は木の本来持っている香りや艶が残ります。

しかし手間ひまや保管場所などコストがかかるだけに

実践している製材所はとても少ないのです。

 

特に気をつけなければならないのは

「葉がらし」「天然乾燥」をやってますよと言っても

実際には期間を短くしているところが多いのです。

 

あやしい木材

あやしい木材

 

無垢の木といっても、山地の国籍しかわからず

どういう環境で育った木かどういう製材過程で

どういった環境の倉庫に保管され

皆さんの自宅まで届くのかも不明な材料が多いのです。

 

中には防虫剤や漂白剤、カビ止め剤などを使ったもの

またそういう木材とともに保管されていたものなどもあります。

 

産地偽装ではないけれど

産地偽装ではないけれど

 

私が木材の産地を確認しようとしても

本当の産地までたどり着くことが難しい木材があります。

 

流通市場では、たどっていけば必ず生産者に

会えるはずだと信じていた時はショックでした。

 

ある銘木(品質の良い木材)の産地を訪れた時

そこに製材所をつくり、他の産地からの木材を運び

製材することで、銘木産の木として家づくりをしている

住宅メーカーがいたことに、驚きました。

 

加工が終わると、本来の産地名ではなく

この製材所のある○○ブランドの木になるのです。

 

これは法律違反ではありませんが

倫理道徳的には疑問が残ります。

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

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自然素材、天然素材といっても

混ざっているもので、疑問が残る素材もあります。

 

しかし、自然素材100%ですが

デメリットが大きい素材もあります。

 

木材などは自然素材だといっても

本来望むべき姿ではなく

人工的な加工がされているものが

市場の多くを占めています。

 

本当に昔ながらの木材は

市場のなかでは非常に少ないと言ってよいでしょう。

 

これは比べれば一目瞭然です。

 

こうした素材のメリットやデメリットを正しく知って

ご自身にあった住まい作りの素材を決めるには

それなりに詳しい専門家の話を聞きながら

実際の素材を手に取ってみることをお勧めします。

 

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