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防災対策が完璧でも耐震強度不足だとわずか15分で死亡

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僕は墨田区の「墨田区耐震補強推進協議会」

に所属し、地元墨田や他の地域などの

耐震診断や補強設計、

施工を手がけていますが

 

地震が起きると当然ながら

相談件数が増えます。

しかし普段は「喉元すぎればあつさ忘れる」です。

 

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皆さんもそろそろ地震の恐ろしさが

記憶から薄れつつあるかもしれませんが

 

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ここでもう一度、

日本の東京に住むということと

住まいの地震に対する備えは

なぜ必要なのか

今日はお話しします。

 

東京に住むということ

東京に住むということ

 

この世界地図は何を表しているのかというと

世界主要都市の災害リスクを表示したもの。

 

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総務省消防庁より

 

ドイツのミュンヘンの再保険会社が作成したものです。

円グラフが大きいほどリスクが高いのですが

ひとつずば抜けて大きいグラフがあります。

 

これは東京・横浜。

 

保険会社が保険金額を決めるために

作成するリストなので上位にくるのは

災害が起こったときに被害金額が大きくなる経済都市です。

 

この保険会社は、自然災害のリスクが一番大きいのが

東京・横浜と想定しているということです。

 

小さい国土に世界の地震が集中

小さい国土に世界の地震が集中

 

日本の国土は世界のわずか0.25%ですが

世界で起こる地震の10%は日本で起きています。

マグニチュード6以上の大型地震については

21%が日本で起こっているのです。

 

 地震予測は的中している

地震予測は的中している

 

日本に地震が起きることは止められません。

しかしなんとか地震を前もって予知し

被害を最小限に食い止めることはできないか

 

1970年代から政府・中央防災会議では

地震が起こるメカニズムと

今までの地震の研究をすることで

大地震を予測してきました。

 

WS000000

科学技術動向2008年10月号

 

一般にはあまり知られていませんが

全国で10カ所の地震を予想し

実際には8カ所でその予想が的中してます。

 

残るはあと2カ所

南関東と東海地方です。

 

神戸で亡くなった方

神戸で亡くなった方

 

阪神・淡路大震災が発生した1月17日

行政の対応が遅れたことは

よく知られていることです。

 

対応が遅れたのは行政のみならず

現場でも同様でした。

 

消防車が到着したのに水が出ず

燃えていくのをただ眺めるしかなかった映像が

何度も報道されました。

 

倒壊した家屋に挟まれて

声は聞こえるのに助け出せず

炎が通り過ぎるのを呆然と見送った人たちが

いたことも報道されました。

 

「もっと早く消防車が来ていれば」

「水さえ出れば」

「自衛隊が早く到着していれば」

「危機管理が整っていれば」

「政府が迅速に対応していれば」

様々なことが言われました。

 

しかし、

原因は政府の対応の遅れや

兵庫県警や消防隊員の

キャパシティを超えたことも当然ですが

死亡原因を見ると

そうとも言えないことがわかってきます。

 

犠牲者の死亡原因

犠牲者の死亡原因

 

表は兵庫県監察医が

地震後二週間以内に

神戸市内の犠牲者の死因を調べたものです。

 

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内閣府防災情報のページより

 

実に83.3%が建物の倒壊による圧死

などであることがわかります。

細かく見ていくと

 

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一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会より

 

建物の倒壊や家具などの転倒や落下

などが原因とみられる窒息死、圧死、圧迫

外傷性ショック、頭部損傷、内臓損傷などで

80%以上を占めており

圧倒的に多いことがわかります。

 

次に死亡推定時刻を調査した表です。

 

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東京大学教授 目黒公朗 地震災害に強いまちや住まいを実現する環境整備のために

 

この調査でわかったことは

地震発生からわずか14分後の

午前6時までに約92%の人が亡くなっている

という事実です。

 

火事で骨だけになってしまったなどの理由で

死因や死亡時刻が特定できないケースを

除くと、約96%にものぼります。

 

このデータから

地震発生が早朝だったので

多くの人は自宅で睡眠中に被災し

自宅の倒壊や家具などによって

亡くなった人たちがいたが

 

消火用水の水があっても

食料の備蓄があっても

自衛隊の派遣が迅速であっても

十分な防災訓練をしていたとしても

 

救えなかった命がほとんどであった。

 

ということです。

 

まとめ

まとめ

 

首都東京では地震は間違いなくおこります。

それは、いくら救助体勢を整えても

自らが住まう住まいをしっかりとしておかないと

わずか15分足らずで命を失うということです。

 

このグラフは阪神淡路大震災時における

建物の構造別倒壊数です。

 

WS000008

阪神淡路大震災の被害及び復興

 

自宅はこのグラフのどこの部分にあたるのか

もしくは購入する住まいは

構造別にどの年代くらいが安心できるのか

を読み取ることが出来ます。

 

もっとも木造に関しては

耐震補強は比較的可能で

個人住宅においては行政の補助金を

うまく活用しながら

震災に備えることが大切です。

 

 

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<編集後記>

 

近々、北アルプスの稜線歩きに出かける予定です。

北アルプスの登山道を歩くのはほぼ初めて。

どういう意味かというと、雪の時期には何度か登ったことがあります。

 

雪の無い時期は人がとても多いので敬遠してたのですが

やはりあの景色は見てみたい。

ということで、ずっと友人にお願いをしていて

やっと日程調整ができたとこです。

 

しかし、既に北アルプスは冬の様相

紅葉などは既に終了しています。

 

完全冬山装備で行くので

あの絶景はあまり望めないかな~

微妙な時期です。

 

やっぱり夏の平日に再度企画しなおしかな~

 

 

 

 

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