先日の雲取山で不完全燃焼だったので
今回はさらに近場の丹沢で
みっちり登ってこようと
大倉⇒塔ノ岳⇒丹沢山
を計画しました。
ルートはこんな感じです。
ちょっとぐるっとまわります。
大倉から塔ノ岳へまっすぐに北上する尾根は
通称「バカ尾根」と呼ばれていて
とにかく登っていきます。
この間の北アルプスの燕岳に向かう
合戦尾根も日本三大急登の1つですが
荷物も軽いので難なく登れました。
この図は登山道の急登を表していますが
ツライのは荷物をばっちり背負った時だけで
日帰り登山程度であれば
それほど負荷がかかりませんでした。
今回「バカ尾根」を登るルートも
そこそこ急登で累積標高も2350m距離21km
高負荷トレーニングにはちょうど良い感じです。
通常タイムで12.5時間かかるルートですが
だいたい、6割程度の時間で下山できるので
7.5時間を想定して
朝6時半出発で午後2時に下山計画をたてました。
秦野中井インターで降りて登山口の大倉まで
車で20分程度です。
朝靄の丹沢の山々
秦野は学生時代住んでいたのですが
当時は波乗りばかりしていて
山には1度くらいしか登ってません。
それも、なぜか鹿の角が欲しくなり
それを探しに丹沢の山に入ったのでした。
それにしても奥多摩と違って
インターから近くアクセスの良さも
改めて実感しました。
チョイ登山はこれから丹沢に行こう
とブツブツいいながら歩き出します。
天気予報では昨日までの雨もあがり
今日は晴れ間が覗く予報です。
朝日がドラマチックで心を揺さぶられます
朝からガシガシ登っていると
あっというまに見晴茶屋が見えてきました。
朝日も少しずつ山あいに入ってきます。
標高の低いところは
少しずつ紅葉が始まっていますが
中腹にいくと真っ盛りの感じで
まだまだ楽しめます。
駒止茶屋に到着しました。
この尾根は以前下りで通過しましたが
茶屋が沢山あるのに、
どこにも立ち寄ったことがありません。
標高が上がるにつれて
だいぶ色づいて来ました。
登山道はとても整備されていて
すごく歩きやすいです。
おもわず走り出しそうになる登山道もあります。
標高が上がるにつれて
朝靄が立ちこめてきました。
今日は晴天を期待してきたのに
ちょっと難しそうです。
木道もかなり整備されていて
歩きやすいんだか歩きづらいんだか
よくわからず
一体誰の歩幅が基準なんだー
と言いたくなる歩きづらさ。
しかし、ところどころの自然に
足をとめて写真をとりまくります。
綺麗ですよね~。
一人でうっとりしてしまいますが
汗だくで登っていきます。
掘山の家に到着
ここからは僕の足で1時間くらいです。
登りはどんな感じかというと
こんな登りが延々と続きます。
写真だとあまりわかりませんが
ヒーコラ言いながら登るのが
結構スキです・・・。Mでしょうか。
お年寄りは掴みたくなるよねー
などとこの看板を見て
独り言を言いながら登ります。
花立山荘が近い雰囲気になってきます。
見晴らしのとても良い場所です。
花立山荘に到着
うーむという景色
やっぱり今日はダメですね~
晴れていれば綺麗に相模湾と大島などが
よく見える場所なんです。
最後の登りを頑張って
8:44塔ノ岳に到着・・・。
予定よりちょっと早く到着しました。
うーん 何も見えない。
山小屋のネコが寄ってきましたが
食べ物がもらえないとわかると
サッサといなくなってしまいました。
お湯を沸かして紅茶を飲んで
次は丹沢山を目指します。
こういう山もたまには幻想的でいいですね~
丹沢山に到着しました。
たぶん初めての山です。
登ったとすると、子供時代に
親父につれてこられたかもしれません。
気温は4℃
油断すると指がかじかんできます。
お茶もさっき頂いたので
トンボがえりで塔ノ岳に戻ります。
なかなか急なところもありますが
すたこら戻ります。
塔ノ岳に戻ってきました。
少しガスが晴れましたが真っ白です。
これからも前半は以前たどった逆ルート
地形図をよく見ながら方向を定めます。
これからコンパスを東に振って
新大日⇒行者ヶ岳⇒烏尾山⇒三ノ塔
まで、稜線を忠実にたどります。
一応こんな鎖場もあります。
ナメてかかると落ちるので慎重に登ります。
丹沢の紅葉が綺麗ですね~
もうぼちぼち終わる感じですかね。
12:05
烏尾山荘に到着しました。
おおっ!計画とピッタリの時間で焦ります・・。
以前は烏尾尾根を登ってここに到着し
今日の逆ルートで塔ノ岳に行きました。
今回は烏尾山荘から三ノ塔を目指します。
ヒーコラのぼって後ろを振り向くと
烏尾山荘がチョコンと尾根に乗ってるのが見えます。
こんな感じ
なんだか可愛く見えますね。
三ノ塔に到着しました~
今日の登りはここでおしまい。
あとは三ノ塔尾根を一気に下るだけです。
丹沢界隈は登山道の整備も良いですし
いたるところに看板があります。
これだけハッキリしていれば
道に迷うことなどないのではないか?
と思う人もいるかもしれません。
しかし、迷いやすいところは
必ず誰かが迷って
草を踏みつけた「踏み跡」があります。
この踏み跡をみて、登山道だと思い
同じように道から外れてしまって
遭難騒ぎになるケースがあります。
なので分岐では必ず地図を確認したり
コンパスを振って方向を確認するクセが必要です。
僕も長く山をやっていますが
最近はGPSを購入してお守り代わりに持ち歩いてますし
無線もつねに携帯しています。
意外と携帯電話って
電波が入らないことも多いですし
なにより、負傷者などと遭遇した場合
助けを求める手段としても有効です。
1:43
無事に風の吊り橋に戻ってきました。
お疲れ様でした。
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<編集後記>
一人で山に行く僕の姿をみて妻は
一体なにが楽しいのか理解不能のようです。
たしかに、登りはツライし、寒くなったりするし
荷物もあるしで普通に考えたら
結構大変なことだと思います。
でも、こうして山に出かけると
季節の流れや空気を感じ取ることができて
それは、会社のデスクや街では
感じることの出来ない空気です。
実は今回の山行も
カミサンと約束していたのですが
確信犯的ドタキャンされたので一人で来ました。
いつか必ず山にひっぱり出そうと思って
あの手この手で誘っているんですが
なかなかおびき出す事が出来ません。
もう寒くなるから今年はむりだなー
来年の春かなー・・・。
もー!
ったくー!
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
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