【子供部屋はどう考える?】
住まい作りにおいて、子供部屋の概念、いろいろありますよね。
今日は一つの例を用いてお話し致します。
とある母子家庭のお話し
お母さん1人で苦労して娘さんを育て上げましたが、
その娘さんが中学生になって突然非行に走ってしまいました。
そこで、宇用曲折ありましたが、
最終的に「住まい方」を変えることにしました。
その親子が住んでいたのは階段室型のアパートで、
玄関に入って右側が母親の領域、
左側が娘の領域という住み分けとなっていました。
母親との領域の間には、コンクリートの壁で仕切られており、
玄関を通ってしか行き来が出来ない。
娘の領域には電話やテレビに冷蔵庫まであって、
お互いに行き来する必要がないようになっていました。
まるで母娘の断絶を表しているようでした。
このような住まいは「住まい方」に問題があります。
いくら電話やテレビを取り上げても、
空間構成自体に断絶されているので、
関係は回復することはできません。
結局母親は、娘との望ましい関係を保ちやすい間取りの家へ転居し、
結局足かけ2年がかりで娘を立ち直らせたそうです。
その間取りとは、
1Fのリビングキッチンに面して母親の部屋があり、
リビングキッチンから階段を上がった2Fに
娘の部屋があるというものでした。
つまり、母娘が日常的に顔を合わせ、
言葉を交わせる間取りなんですね。
ルールをつくって自立心をうながす間取りもありますが
いったんこじれた場合には、こうしたところから
きっかけをつくって行くことがとっても大切です。
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<<あとがき>>
住まいや住まい方がまずければ、
そして、それに対処する方法がまずければ、いさかいも増え、
家庭生活がつまらないものになってしまうものです。
我が家はというと・・・。
以前は狭いリビングを強引にテーブルのあるダイニングスペースと
ソファなど置いたリビングスペースをつくっていました。
食事を終えるとすると、ソファに移ってテレビを見る。
そんな生活様式に疑問を感じて、思い切って大きな無垢の座卓を
どーんとリビングのど真ん中に置いて、ソファとテーブル、椅子などを処分して
洋風の座椅子生活にしました。
照明はペンダント照明3台を天井から低く吊し、優しいライティングに。
そうすると、居心地が良いので自然と家族が集まりました。
宿題したり、本を読んだり、おやつを食べたり、昼寝したり。
いつもそのローテーブルを囲んでます。
会話も自然と増え、リビングの住まい方を変えて
本当に良かったなと思ってます。
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