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江戸時代の古民家を曳家して増改築している友人の現場へ

RELEASE:2016.07.05     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 戸建住宅について, 社長ブログ, 自然素材
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先日は駿河屋の古里

静岡で古民家の曳家(ひきや)と

再生をしている物件を

静岡の友人が手がけられているということで

早速、見学に行ってきました。

 

曳家とは

曳家とは

 

曳家(ひきや)は東京ではあまり

聞き慣れない言葉かもしれませんが

曳家専門の職人がいたほど

昔は一般的でした。

 

曳家とは

曳家(ひきや)とは、建築物をそのままの状態で移動する建築工法である[1]曳舞とも称す[2]

(wiki)

 

こちらも読んでみて下さい

 

日本における歴史[編集]

日本における巨石移動については、5世紀7世紀のものとされるおよび修羅と呼ばれる道具[4]大阪府藤井寺市三ツ塚古墳より出土しており、この時代まではさかのぼることができる[3]。また、中世期には築城が盛んとなり、「万力取り」「枕渡し」「修羅送り」(石引)などの技法が行われたという[5]。特に石引は、ころと呼ばれる丸太の上に台を載せ、人力により石を曳くという、曳家の技術とも通ずる方法であった[5]。また、江戸(関東)においては、丸太ではなく濡らし滑りやすくした割竹を用いていたという[5]江戸時代に入ると、重量物の運搬を担う算段師という職業が登場し、明治時代にこの算段師の集団から曳家の集団に移行したグループもあるという[2]。近代化する日本において曳家の需要は高まり、特に戦後の復興期に最盛期を迎えたという[6]。特筆すべきは名古屋市の戦後復興事業に伴うもので、岐阜の安部工業所(現安部日鋼工業)の独自開発の技術により、鉄筋コンクリート造のビルを地下室ごと、また業務を継続しながら移動させた例(滝兵ビル)や同じく鉄筋コンクリート造のビルを道路を越えて南に180メートル、東に80メートル移動させた例(朝日生命名古屋支社)などの多くの例が存在している[7]。現在でもビルの移動は技術的に可能である[8]が、建築基準法などの法的な問題により盛んには行われない[9](詳細は以下の「条件」の項を参照のこと)。

(wiki)

 

ビルを業務継続しながら移動した!!??

スゴイですね!

 

現在の一般的な曳家の方法としては、

古い家屋を基礎から

ジャッキアップして切り離し

レールに乗せて移動します。

 

普通の家なら大人二人くらいで

移動してしまうようです。

 

曳家して再生した古民家

曳家して再生した古民家

 

設計は静岡の山下さん。

無垢の木の住宅を専門にし

板倉工法などの経験も多い

素晴らしい建築士で僕と同じ歳。

 

見学させてください!

といったら快く了解頂きました。

 

P7010193

 

全容はお見せできないのですが

おおむねこんな様子です。

 

立ち上がりの無いコンクリートベタ基礎に

4寸角のヒノキを土台にしてパッキンをかまし

その上にあらたな土台と曳家された家の

昔ながらの柱が乗っています。

 

茶色の壁は昔ながらの土壁です。

竹こまいを行って塗っています。

 

黒い梁や柱は江戸時代からのもの

この平屋を曳家して、二階をつくり

横に増築も行っています。

 

実はこの古民家

どうやら江戸時代くらいに移築されたようです。

やはり昔は大切にする時代だったんですね。

そうした住まいを現代の人がまた大切に使う。

なんだかとっても嬉しくなってしまいます。

 

今後の進捗が楽しみなので

また7月末くらいに行ってみるつもりです

 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

<編集後記>

 

新月の木でとても御世話になっていた

天竜の榊原さんがお亡くなりになり

現在、息子さんが頑張っています!

 

P7010188

 

山下さんと、丁度息子さんの話しをしていたら

ユニックでフロア材を満載して登場してくれました。

元気そうにしていたので一安心です。

 

頑張って榊原さんの木の

素晴らしさを宣伝しますからね~!

 

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