現代住宅の押入は合板で作るのが
ごくごく一般的ですが
新建材である合板を押入に使用することは
化学物質を寝具や衣類などに浸透させることになり
おすすめできるものではありません。
理想の押入とはどのように
作るのが良いのでしょうか。
布団は湿っているもの
毎日使う布団ですが
人は寝ている間にコップ一杯分
つまり200CCもの汗をかくと言われています。
なので布団は毎日水分を
しっかり吸い込んでいるので
本当は毎日干したほうが良いのですが
天気や他の家事の都合でそうもいきません。
よく押入でカビが生えるといいますが
布団が湿気を含んでいることも大きな原因です。
湿気を吸収できない押入
現代住宅の押入は合板で出来てるので
湿気を吸収することが出来ません。
押入の中にビニールクロスが貼ってあったり
化粧ベニヤ(仕上げがしてある合板)が貼ってあったりしても
同じように湿気を吸収することは出来ません。
それは石油製品ですので
湿度を吸放出することが出来ないからです。
余計な湿気を吸う押入
毎日しまう布団がそれだけ湿気を含んでいるのであれば
毎日しまう押入が、うまく湿気を吸収してくれるのが理想です。
であれば、そうした素材にすることで
毎日、布団も乾燥しやすくなります。
ではどういった素材で押入をつくれば良いでしょうか。
珪藻土
住宅の仕上げ材として吸放湿効果の高い珪藻土ですが
押入に塗ることでも高い効果を発揮します。
漆喰自体は吸放湿機能は低いので
珪藻土にすることが断然おすすめです。
押入の中段はフローリングのあまりを
スノコ状にはることで通気効果も高くなり
尚且つベニヤなどの合板を使わなくてよいので
押入には無垢のフローリングを中段に
隙間をあけて貼って
押入内部の壁天井には珪藻土を塗ると
布団にとってもよい環境になります。
珪藻土は鏝波やパターンをつけずに
フラット仕上げにしてくださいね。
押入内部は10㎡程度ですので
節約せずに是非珪藻土を塗って下さい。
桐(きり)
桐のウォークインクローゼット
もうひとつオススメなのは桐の木です。
押入に桐の木をつかうと桐タンスと同じ効果です。
桐タンスの効果は
級放出効果が珪藻土と同じようにあることと
担任やパウ林、セサミンなどの成分で
防虫効果があるということです。
日本の桐タンスが古くから愛されてきたのは
そうした特性があるからです。
当然ながら中段も桐やフローリングに使った無垢の木を
スノコ状に貼って通気を良くすることがおすすめです。
今日の「わかった!」
新建材の押入は、化学物質が衣類や布団につくだけでなく
結露やカビが生えやすい環境です。
それは、人間が毎日200CCもの汗を
寝ているあいだにかくからです。
布団は一生の1/3とも1/4とも
身近にある存在ですので
なるべく環境の良い状態で使いたいものです。
その為には、押入内部を自然素材である
無垢の木や珪藻土などで仕上げることで
毎日の睡眠の質は向上すると思います。
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<編集後記>
5月8日(日)は駿河屋恒例の田んぼ学校でした!
今年は嗜好を変えて、鴨川から埼玉県の幸手市へ
天候にもめぐまれ大いに盛り上がりました!
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
★産直の厳選素材住宅 自然素材住宅・珪藻土・無垢の木なら創業1657年 駿河屋
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