皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目　一桝です。

 

 

 

家が暖かくなると健康寿命が延びることは、このメルマガでもずいぶんお伝えしてきました。

 

エコロジーや、省エネの観点から現代住宅の性能がアップしてきたわけですが、

 

健康寿命を延ばす意味でも、家は断熱や気密などに関してずいぶんと進化してきたわけです。

 

 

 

室温による健康障害について研究が進んでいる英国では、

 

室内の推奨温度は２１℃、許容温度は１８℃

 

という指針を国がだしています。

 

 

 

一定の条件を満たしていないアパートの大家さんには、強制的に断熱改修工事をさせるなど

 

イギリスは公的責任で健康支援環境を整備するという取り組みが進んでいます。

 

 

 

家は断熱不足が原因で寒く、脳梗塞や心筋梗塞になってしまうリスクが高まります。

 

それに対する日本の対策は、減塩などの食生活改善や運動努力といった個人レベルの１次予防と

 

健康診断による早期発見や血圧測定という２次予防に限られています。

 

 

 

しかし、根本的な対策として、家の中の温度差をなくして、家を暖かくするための高断熱住宅や断熱リフォームなどを推進することが、本来とても重要なのです。

 

 

 

 

住環境の改善が健康寿命のためにはとても重要なのですが、

 

断熱リフォームなどは変化が目に見えづらいため、費用対効果がわからないとなかなか進める意識が高まりません。

 

そこで、おもしろいデータを見つけました。

 

 

 

１９９９年の基準に適合する戸建住宅に、断熱リフォームで１００万円かけると、何年で回収できるかという研究です。

 

それによると、

 

高熱費の回収は２８年かかりますが、

 

健康が維持されたことで本人が得た価値を加算すると１６年。

 

健康保険からの公的負担も加算すると１１年で回収できるという研究結果です。

 

 

 

また、あまり知られていませんが

 

もし９０歳まで夫婦がそろって健在だとすると、年金の受給総額は１億円になるそうです。

 

年金の受給は将来的にはわからないと言われていますが、その分を差し引いてもかなりの金額になってきます。

 

 

 

また、冬場の脱衣所の温度が４℃高くなると、健康寿命が４年延びると言われています。

 

４年長生きすると、現在の受給率で換算すると、夫婦４年間で１，２００万円とも言われています。

 

病気になりづらい家にするために先行投資として断熱改修は、とてもお得なことだとわかります。

 

 

※人生を変える住まいと健康のリノベーション（甲斐徹郎・星旦二　著）新建新聞社

 

 

 

 

 

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＜編集後記＞

 

先日、あるお客さまに「釣りに行きたい！」とお声がけいただきました。

 

最近、僕がレンタルボートで釣りをして、魚を釣って捌いて食べている話しを、メルマガやニュースレターで書いているからです笑

 

そういえば、当社でもコロナ禍前にはたまに釣り船をチャーターして、取引先やお客さまと釣り大会をしたことがありました。

 

その時は、釣りをするのがはじめての解体屋さんが、真鯛と黒鯛を釣り上げて、その後釣りにおおいにハマっていったと聞いています笑

 

そこで！

 

お客さまから熱心なお誘いと、久しぶりに釣り大会をやりたいという声もあり。４月くらいに企画することになりました。

 

「ご贔屓さん」（過去にお仕事を承ったお客さま）限定企画なので、「ご贔屓さんメルマガ」にてご案内すると思いますが

 

これを読んでくださっているご贔屓さんは、初めての方でも！友人連れでも！家族連れでも！１人でも！是非参加してください！

 

人数が多くなったら、船を２隻したてて、それぞれで釣果や大物賞など色々やりたいと思います！

 

是非楽しみにしていてください！