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1階が駐車場のマンションを買ってはいけないワケは構造的、風水的理由があります

RELEASE:2017.09.01     UPDATE:2019/08/28
CATEGORY:ブログ, マンションについて, 社長ブログ, 耐震
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マンションで1階がピロティ状になっている建物を見かけると思います。

主に敷地的に駐車スペースが取れず、1階の住戸部分を駐車場として計画している建物です。

 

マンションを購入したいというお客様には、こうした建物を極力お勧めしておりません。

それには理由があります。

 

今日はマンション購入において1階が駐車場やピロティになっている建物を避ける理由をお伝えします。

 

 

 

柱が「座屈」すると住めなくなる

 

都心のマンションなどに多い、1階が駐車場になっているタイプ。

独立した柱が立ち並んでいるケースもありますし、柱に壁がついていることもありますが、独立した柱の場合は、なおよくないと考えています。

 

それは、地震が起きた際に、独立した柱には強い圧縮による力がかかり、「座屈」(ざくつ)という柱が破壊されることにつながりやすいのです。

 

「座屈」(ざくつ)とは

 

柱で座屈が起きると、マンションの構造強度は著しく低下し危険な状態となるため、補修で済むことは希です。

その為マンションの資産価値は地震によって低下する可能性が高いのです。

 

そうしたリスクのある建物よりも、1階から最上階まで同じ形状の安定した構造形状のマンションをおすすめしています。

 

 

 

2階が冷える・結露がひどい

 

 

1階が駐車場やピロティ状になっているマンションの2階(駐車場やピロティの上)は、年代によっては断熱不足です。

あるマンションに住む方から「結露がおさまらなくて困っている」という相談をされました。

伺ってみると1階が駐車場にもかかわらず、2階の床が直貼りのフローリングでした。

 

布団を直接敷いて寝ると、翌日びっしょり濡れているほどとのこと。

駐車場の天井をあけて覗くと、断熱材が入っていましたが厚さが全く足りていないようで、明らかに断熱不足のようです。

 

結局、床を二重にして断熱材を敷き詰め、外壁に面している壁にも断熱をほどこして、症状は改善しました。

 

 

 

2階は風水的にも「良くない」とされている

 

1階が駐車場やピロティになっている2階の住居の寝室は、風水のうえでは地窖殺(ちこうさつ)と言います。

 

このような形状は住宅の下に風や車が通りますので「いろいろな陽の気が流れる」と考えられています。

 

こうした形状は特に2階に居住する人の寝室に悪い影響を与えると言われています。

 

理由は「陰」や「静」の場にする寝室に陽の気が流れると「陰」の気が阻害されると考えられているからです。

 

想像してみてもわかりますが、寝ている状態が宙に浮いた状態で、その下を車の出入りや風のながれがあれば、心身的に落ち着く状態ではありませんし、部屋も冷えやすいし暑くなりやすい。

 

風水はなんとなくアヤシイと考える人も多いですが、具体的に考えると「それもそうだよね」ということが多いものです。

 

 

 

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<編集後記>

 

今日は大安!

これから新築住宅の地鎮祭です。

 

 

お客様の期待にしっかりお答えできるよう頑張ってきます!

 

ちなみに娘とのツーリング、昨日は雨ふるって言ってたのに降ってないし!

 

日曜に延期になりました~♪ また報告します。

 

 

 

 

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