ブログBLOG

古いマンションには無い24時間換気の必要性とは

RELEASE:2023.08.03
CATEGORY:ブログ, マンションについて, 健康, 社長ブログ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんこんにちは。

 

駿河屋の 一桝です。

 

 

 

1990年代には、家にいると住宅建材の影響で体調不良になる人が増えました。

 

これがシックハウス症候群と言われるものです。

 

政府はその対策として2003年に建築基準法を改正し、新建材に使う薬品を一部だけ規制しました。

 

この法改正ではまだまだ不十分ではありますが、詳しい内容と対策に興味ある方は、僕のもう一つのメルマガ

 

「厳選素材住宅論」を参考にしてください。

 

 

 

さて

 

この法改正では、規制される薬品が不十分の為、まだまだ室内に揮発される化学物質によって、健康障害が懸念されるために

 

24時間換気設備」を設置することが義務化されました。

 

 

マンションはもともと気密性が高く、ドアや窓をしめるとほとんど空気が流れません。

 

マンションはこうした特性の為に、生活で発生した湿気を正しく排出しないと結露が発生し、カビやダニなどが家の中に発生する原因となってしまいます。

 

特に断熱不足のマンションは、冬場の結露がひどく、見えている部分だけではなくカビが発生していることがあります。

 

なので古いマンションはなおさら換気を頻繁にすることがカビを防ぐ第一歩です。

 

 

 

2003年以降のマンションは24時間換気設備が設置されているので、常に稼働させておく必要がありますが、

 

換気扇で排気をするためには、空気の入口をつくらないと正しく排気ができません。

 

つまり、給気口や窓を開けるということです。

 

 

 

よくみかけるのが、冬場は寒いので給気口を塞ぎ、そのまま忘れて梅雨の時期を迎えていたりしますので注意が必要です。

 

マンション購入を検討されている方は、2003年以前のマンションを購入する場合、24時間換気設備を設置するか、

 

もしくは適切に換気をすることが必要です。

 

家のトイレや洗面などの換気扇をうごかしたまま、リビングの給気口を開けておくなどです。

 

 

 

注意が必要なのは、古いマンションの場合です。

 

昭和40年代、50年代のマンションには、給気口が無い場合があります。

 

このようなマンションは、エアコンの貫通孔を給気口に代用するか

 

もしくは。古いマンションにありがちな、サッシの上についているガラスの小窓を開けるなどで対策してください。

 

 

 

新建材を使ったリノベは、新しいうちは化学物質がかなり揮発します。

 

特に、リノベしたてのはじめての夏に家に閉じこもるのは危険です。

 

熱で通常よりも多くの化学物質が揮発されるからです。

 

 

 

マンション購入&リノベを検討されている方は、年代や設置されている設備を正しく認識して、

 

必要な設備を設置するか、暮らし方を考えて正しく換気することがとても重要です。

 

 

 

 

────────────────────────

<編集後記>

 

以前このメルマガで、僕が若い現場監督だったころに、

 

お客さまに頂いたビクトリノックスのナイフを修理に出したお話しをしました。

 

その修理が無事におわったので、受け取りに行ってきました。

 

1つ残念だったのは、表面のカバーに割れが一部あったので、ピカピカの新品に交換されていたこと。

 

この部分は全体のイメージを決めるだけに、ピッカピカの新品になると、新品を買ったのと変わらない見た目になってしまいました。

 

 

 

でも、ナイフの出し入れなどは新品同様にスムーズ!

 

30年近く前のマルチツールナイフが、メーカーのメンテナンスで今でも新品同様に使えるって素晴らしいですね。

 

何より、そのメーカーの姿勢が素晴らしいと思います。

 

 

 

僕は登山や釣りをずっと趣味で続けているので、道具選びにおいてメンテナンス性や長く修理対応してくれることがかなり重要です。

 

たとえば、海外の登山ブランドはとてもカッコイイですが、修理に時間がかかったり、修理できなかったりします。

 

その点、日本を代表するモンベルは、名古屋に修理工場があってとてもスピーディーに対応してくれます。

 

なので壊れて困るテントなどは、修理の早いモンベルを愛用するなど、用途によってブランドを使い分けたりしています。

 

昔は家電なんかも簡単に中をあけて修理ができましたが、今は簡単に開けられないようになってるし、

 

電子部品も多く、自分では修理できなくなっています。

 

道具って自分で手入れができて、修理も出来るとさらに愛着がわきますよね。

 

ビクトリノックスのナイフは、まだまだ活躍してくれそうで嬉しいです。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 家づくりのコンセプト
  • 施工事例
  • お客様の声

お問い合わせCONTACT

こだわりの自然素材・天然素材(珪藻土・無垢・無添加・漆喰・い草・畳・和紙・塗料・布クロスなど)を使った注文住宅・リノベーション(フルリフォーム)・健康住宅なら東京都墨田区の駿河屋

0120-124-029

< 事業エリア >

東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市

千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市

埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区

神奈川 川崎市

  • 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。
< 事業エリア >
東京  : 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉  : 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉  : 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 : 川崎市

※ 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。