皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

物件を購入してリノベーションをしたい！と思ったら、マンションでも戸建てでも、ネット上には沢山の物件が売りに出されています。  

立地や広さや価格などもそうですが、リノベーション前提なのに間取りが気になったりしますよね。  

希望に添った間取りなら、リノベーションのコストも安く抑えられるものです。  

予算を抑えられるなら、間取りを変えることを我慢しても構わない。  

そんな風に考えている人がいたら、少し思い直したほうが良いかもしれません。  

僕のメルマガの１つ   「厳選素材住宅論」（ほぼ週間（月）配信）   を読んでくださっている方はよくわかると思うのですが、「間取り」は家族の幸せを左右するとても重要な要素なのです。  

登録がまだの方は、子育てや家族の健康などについて深く触れているので、是非勉強してみてください。  

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さて   

間取りの力について少しお話しをします。    

あるご夫婦の事例です。    

結婚して子供もできたので、建売住宅を購入しました。  

よくある3階建ての小さな家で、玄関に入るとすぐに客間用の和室がり、リビングは２階、そして３階に寝室や将来の子供部屋となる洋室がありました。  

働き盛りの旦那さんは仕事も熱心だったために、帰りが遅くなりがちでした。  

子育てに疲れた奥さんは、家事にも追われ、ついついご主人にグチから些細なケンカになることもありました。  

ご主人は相変わらず仕事が遅く、ケンカをすると１階の客間で寝てしまうようになってしまいました。  

そうしたことで、だんだんと奥さんと仲直りするきっかけもなく、家庭内別居から離婚することになってしまいました・・・。      

また、別のご家族の話です。    

大手ハウスメーカーの中古住宅を購入しました。   玄関に入るとホールの正面に階段があり、階段を中心に右にリビングダイニング、左に洋室がありました。  

子供たちが大きくなり、それぞれの部屋を与えられましたが、思春期の息子さんは夜遊びが楽しくなり、帰りは深夜にいつのまにか帰ってきている様子。  

リビングにいても寝室にいても、子供がいつ出て行って、いつ帰ってきているのかわかりません。  

子供はそのうち無断外泊をするようになり、親子の会話など無くなってしまいました。      

こうした話しを聞くと   「もともと相性が悪かったんじゃない？」   とか、   「思春期の子供は難しいよね」   ということを思ってしまいますが、

もしも   「家族関係を修復しやすい間取り」   というものが有ったら、どうでしょうか。  

一緒に暮らしていると家族でもケンカをしたりすることもあります。  

たまたま機嫌が悪かっただけで、話しかける事ができないこともあります。  

でも、関係修復を意識して作られた間取りと、何も考えずにつくられた間取りは、家族に及ぼす影響が全く違ってきます。  

例えば   リビングが家族のハブのように、寝室や子供部屋が繋がっていたらどうでしょうか。  

思春期で無愛想な息子だったとしても、様子は伝わってきますし、親から話しかけるきっかけをつかみやすいのではないでしょうか。  

夫婦関係でも、１階で寝られたら謝ることもできません。  

間取りに良い悪いは無いかもしれませんが、家族関係を修復しやすい間取りというのは、確実にあるということを覚えておいてください。        

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