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非圧雪のスキー場でパウダースノー初滑り

RELEASE:2017.02.06     UPDATE:2017/02/02
CATEGORY:ブログ, 焚き火の焚き付け, 社長ブログ
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皆さんのスキーのイメージってどんな感じですか?

スキー場に行って、圧雪整備されたバーンで家族や友人と楽しく滑る。

だいたいそんな感じではないでしょうか。

 

実は最近、圧雪していない、雪がふったままの状態で滑らせるスキー場が増えているんです。

 

先日は、山岳会の先輩とともに、30年ぶりの大寒波でのパウダースノーを狙って、そんなスキー場へ行ってきました。

 

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左が一般ゲレンデを滑る為のスキーです。

右はバックカントリーでパウダースノーを滑る為のスキーです。

板の幅が広い分、パウダースノーでの浮力が増します。

ビンディングは、山スキー用のビンディングです。

 

最近はやりつつあるバックカントリースキー

 

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最近はスキー場以外のところでスキーをする、バックカントリースキーが少しずつメジャーになってきました。

しかし、色々と遭難騒ぎなどもあり、世間様からは冷たい視線を浴びることもあるようです。

 

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雪山の経験を積み重ね、雪崩れの知識や遭難対策などをしっかりとしながら取り組むことが前提のスポーツですが、安易にゲレンデから飛び出してしまい、遭難騒ぎになってしまう方もいるのが現状です。

 

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私もバックカントリースキー愛好家ですが、非常時の対策や天候、エリアなど、かなり安全を考えて楽しんでいます。

 

バックカントリーっぽい楽しみ方

 

最近のスキー、スノボー人口の減少から、スキー場の経営はとても厳しいと言われています。

そうした中で生き残りをかけている他のゲレンデとの差別化の方法の1つとして、バックカントリースキー愛好家をとりこむ、非圧雪のスキー場やエリアが増えています。

 

バックカントリーは危険が多いけど、ゲレンデなら安心だという人や、春の雪が安定する時期まで待てないというバックカントリー愛好家などが、こうしたゲレンデに集まってきます。

 

今回僕たちは、大寒波到来の知らせをうけ、うはうはで非圧雪のゲレンデへ出かけていきました。

とはいて、僕は非圧雪ゲレンデは初めて。

 

先輩に色々とレクチャー頂き、パウダー用のバックカントリースキーの板まで揃え、今か今かと雪が降るのを待ち望んでいたんです。

 

やっぱすごい降ってる

 

当日は2時に起きて先輩の自宅に向かい、合流して出発します。

大寒波というだけあって、ガンガン降ってます。

 

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こんな天気で果たして楽しいのだろうか?と一抹の不安がよぎりますが、パウダージャンキーの先輩は、終始ニヤニヤしています。

「パウダージャンキー的には今日は最高のコンディション!」

 

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つまり、どれだけ滑っても、積もる方が早く、パウダースノーを堪能できるのだそうです。

 

はじめての非圧雪スキー場

 

たしかに圧雪されていません!

なんと、バージンスノーを我先に堪能しようと、動いていないリフトに行列が出来ています。

 

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リフトは2基しかない、小さなゲレンデですが、こんな天気にこんなに集まっているなんて!

 

早速僕もパウダー用のスキーで滑ってみましたが、どうもどこに乗ってイイか分かりません!

ついつい昔の新雪の滑り方で後ろに加重が乗ってしまいますが、パウダー用の幅広スキーなら雪面に潜って突き刺さることがないから、信用して乗れ!と先輩に教えてもらうも、いまいち信用できません・・・。

 

しかも、ビンディングの調整がイマイチで、前に乗ろうとすると、ビンディングがはずれて僕が飛んで行ってしまいます。

 

非圧雪でスキーを無くしている人もいるくらい、モフモフに潜るので、スキーも無くさないか心配なので、リフト小屋のお兄さんにドライバーを借りて、ビンディングを調整しましたが、テックビンディングのG3IONのビンディングは、普通のプラスドライバーではなく、PZタイプといわれる普通のドライバーより浅いタイプでないと合いません。

ムリに回そうとしたらナメてしまいそうだったので中断!・・・。

 

(写真は自宅での最終調整)

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そうしているうちに、数本滑るとだんだんコツがわかってきて、結構調子よくなってきました!

 

 

 

調子こいてガンガンすべります!

 

 

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どんどん滑ります!

 

 

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非圧雪バーンのシュプールはこんな感じです。

急斜面をいくつかのシュプールが残ってますが、緩斜面はみんなが滑るとずたずたになってしまいます、

 

だんだんパウダーの乗り方がわかってきたころに、豪雪で前が見えなくなり、お昼で終了。

 

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今回、非圧雪のスキー場は初めてで、パウダースノー用のスキーも初乗りだったので、良い経験になりました!

バックカントリースキーの旬は春なので、いまから楽しみです!

 

 

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<編集後記>

去年は驚く程雪が少なく、寂しい思いをしていましたが、今年はたぶん豪雪になるだろうと思っていたら、特大寒波が来て、日本列島は雪まみれです。

様々な方がこの豪雪でご苦労されていると思いますが、雪山好き、山スキー好きとしてはどうしても嬉しくなってしまいます・・・。

 

去年は乗鞍岳のピークから滑り降りた

去年は乗鞍岳のピークから滑り降りた

 

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