皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

｢ホームインスペクション｣という制度をご存知ですか？

ホームインスペクション（住宅診断）とは、住宅に精通したホームインスペクター（住宅診断士）が、第三者的な立場から、

また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務をいいます。

政府が数年前に中古住宅の流通を促進するために定めた資格制度ですが、なかなか浸透していません。

しかし、購入したい物件があれば、有料ですが是非この制度を活用して、専門家に見てもらうことをオススメします。

ホームインスペクションで確認できることや範囲について２回に分けてお話しする今日は前半をお話しします。

〇敷地

建物周囲の陥没や塀のひびわれ、水平垂直、門扉等の動作不良など

〇外回り

屋外に面した基礎や外壁、屋根などのひび割れや欠損、ハガレ、軒裏の割れ、雨樋の破損やつまり、バルコニーや防水の状況、サッシや網戸の開閉不良など。

〇室内

壁紙の剥がれや下地材の割れ、床フローリングの割れやきしみ、天井のひび割れ、雨漏れの跡、扉の動作不良、階段の劣化状況など。

〇床下

土台や床組みの割れやヒビ、金物のゆるみやサビ、基礎のひび割れ、鉄筋の露出、束のゆるみや浮き、漏水跡や水害跡、シロアリ被害など。

いかがでしょうか。

やはり一般の方にはわかりづらい、判断のつきづらい内容も多く含まれています。

次回は、

〇小屋裏、天井裏

〇設備機器

〇防犯

〇温熱環境

について、インスペクションで何を確認するのか、お話しします。

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＜編集後記＞

先日は南アルプスの甲斐駒ヶ岳から鋸岳にいく登山へ行ってきました。

この鋸岳、名前がノコゴリだけあって、ギザギザの雪山をロープやヘルメットを使って行くのですが、

ここの所の大雪で甲斐駒ヶ岳までたどり着けませんでした。

しかたなく、途中で引き返し、別の沢から鋸岳付近まで登って、ギザギザの山を越えて鋸岳まで行ってきました。

こうした登山は通常より難しいために、荷物はなるべく軽量化して行きます。

寝袋は冬用ではなく、春や秋用（寒い！！）

下に敷くマットは長さ120㎝（短い！！）

足りない分はザックを下に敷いてしのぎます笑

食料も軽量化で、いつも早ゆでパスタ100ｇ（１食）くらい（足りない！！）

アルコールもウイスキー250ｍｌ（１泊）（少ない！！）

いつも山ですき焼きを食べたりするのとは大違い！

小屋も一切ないので酒も食料の補給も一切できません。

本当に厳しいルートの場合には、食器もメンバーと兼用してまわし食いしたりするんですよ笑

コロナ禍では信じられないですよね～。

ところで山行はというと、甲斐駒ヶ岳のピークは踏めなかったのですが、メインの鋸岳には行けました。

甲斐駒ヶ岳は今週末に、山岳会のメンバーと小屋泊まりでのんびり行ってきます。

七条小屋という小屋なんですが、お酒の種類が多いらしいです！

小屋泊まりなんで荷物も軽いし、お酒も買えるし！

楽しみです笑

先日ご来店頂いたお客さまも、以前は登山をされていたとのこと。

今は子育てで登山はお休み中だそうですが

僕と同じように、小屋のビールや下山後の温泉を楽しんでいたそうです。

子育てが一段落したら、是非また山に戻ってきてほしいですね！