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自身の健康を守るには自分基準をもつことが大切

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皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目 一桝です。

 

 

 

女性でネイルサロンに行ったことのある人は多いかもしれません。

 

行かなくてもご自身でされる方もいますよね。

 

ネイルをすると最初はペンキ塗り立てのようにベタベタしていますよね。

 

しかし時間が経過すると、そのうち乾いてきます。

 

あれは何が乾くのかというと、ネイルに使われている顔料をとかしているアセトンという物質が乾くのです。

 

なのでネイルサロンはアセトンの匂いがします。

 

アセトンは一旦乾くと再び揮発するということはありません。

 

 

家の中でペンキを使ったり、接着剤を使ったりすると、それと同じ現象が起きます。

 

液体が固体になるには、何かの物質が蒸発しているのです。

 

その多くは揮発性の有機化合物(化学物質)が蒸発してるのです。

 

アセトンも人体へ影響のある有機化合物(化学物質)として認定されています。

 

 

 

話しは少し変わります。

 

戦後の復興のための政策で、住宅は早く安く建てられるようになりました。

 

しかし、住宅建材の人体への影響は考えられてきませんでした。

 

その結果、家を建てても家に入れない、住むと具合が悪くなるという人が続出し、

 

1990年代にシックハウス症候群が社会問題となったのです。

 

これは新建材から揮発される化学物質が原因です。

 

(ネイルが液体から固体に変わるのと同じような事です)

 

こうしたことから、2003年に建築基準法が改正され、厚生労働省の室内指針値も定められて、

 

シックハウスの対応策が“一応”整ったのでした。

 

 

しかし当時、こんな事がありました。

 

 

2010年に参議院の議員会館が新築されました。

 

 

 

議員会館とは、議員が暮らしたり事務をしたりする場所です。

 

法改正後なので、かなり神経を使ってシックハウス対策をして建てたはずです。

 

でも、これが「シックハウスオフィス」だったのです。

 

 

当時の総理大臣は菅直人さん。

 

財務副大臣は桜井さんという方でしたが、彼は医者でシックハウスの診療をしている方だったのです。

 

その方が引っ越しの時に部屋に行って

 

「これはもう使えない」

 

と言って大問題となったそうです。

 

その時の議員会館はどういった状況だったのか?

 

専門家に依頼して調査、測定してもらうと、

 

厚生労働省が定めた指針値の対象の13物質以外の化学物質でシックハウスオフィスになっていたそうです。

 

つまりどういった事かというと、

 

シックハウス症候群が社会問題となり、政府が対策として建築基準法で対象物質を規制しました。

 

それに伴って、建材メーカーなどは対象物質を基準値以下にしたもので建材をつくりました。

 

でも、規制した物質濃度は下がりましたが、それ以外の化学物質が増えていたのです。

 

 

法律とはそういうもので、メーカーは規制対象から外れたもので作るしかないのです。

 

やはり、法律で定められていれば安心、安全ではなく、自分自信の基準をもたないと、自分自身を守ることは出来ないということです。

 

建築基準法の第一章第一号にはなんと書かれているかご存知ですか?

 

「国民の健康と財産を守る為に最低限の基準を決めた」

 

と書かれているのです。

 

つまり現代住宅は“最低限”の基準なのです。

 

 

 

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<編集後記>

 

冬山用のウエアを購入して5年以上たちます。

 

結構ハードに使うのでもうボロボロです。

 

パンツのお尻に穴があいた部分の補修布が剥がれはじめていたら

 

「一桝さん、お尻の補修箇所がピロピロめくれて気になります」

 

と後ろから登ってくる山岳会の後輩に言われてしまいました・・・笑

 

 

先日ちょっとハードな山に行ったら、また穴が1つ増えてました。

 

補修テープを貼って、コピー用紙の段ボールで重しをして貼りました。

 

冬用のウエアって一体いくらすると思いますか?

 

定価ですが上下で15万から20万もするんです!!!!!

 

僕はセールで半額で買いましたが、それでもすごい出費です!!!

 

簡単に買えるもんじゃあありませんヨ。

 

大事に使っています。

 

冬用の靴も10万くらいするんです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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