先日は僕が所属する慈善団体が主催する「いじめ防止 青い鳥プロジェクト」を開催しました。
僕が所属する慈善団体が今年実施する社会奉仕活動の1つです。
今年度会長であり僕の大先輩である方のご子息が、以前いじめを受けていたこともあり、学校からいじめを無くしたい、「いじめ」についてもう一度考えるきっかけとしてほしい、「いじめ」は子供の問題ではなく、取り巻く大人たちの問題であると認識して欲しいという思いで2年前から準備がスタートしたプロジェクトです。
全体としては、午前中にタワーホール船堀のホールを借りて、いじめを題材とした映画「青い鳥」を無料上映し、その後はご自身のお子さんがいじめにより自死されたことで立ち上げたられた団体「エンジェルハート」より、理事の篠原さんが、ご自身の経験などからご講演を頂きました。
午後の部は江戸川区の中学校のうち19校の生徒会役員97名、先生18名の合計115名が集まり、「エンジェルハート」の理事、午前中講演をされた篠原さんの奥様がご講演。
その後、生徒たちをグループ分けして、僕たちがファシリテートしながらディスカッションをし、グループごとに発表をしようという企画です。
映画「青い鳥」とは
『青い鳥』(あおいとり)は、2008年11月29日に公開された日本映画。第21回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」出品作品。
2007年7月に刊行された重松清著の連作短篇集『青い鳥』の中から、その表題作(初出:『小説新潮』2006年12月号)を映画化したもの。
重松清の小説は、とても人間臭いので僕も好きな作家の一人です。
特に下町の親父くさい「とんび」は大好きな作品の1つです。
たしか、堀江貴文氏も獄中で読んで号泣した作品?
当日は朝8時に集合して皆で準備を進めます。
晴天にめぐまれたので、そこそこ人は集まりそうです。
500名くらい入る大ホールで、一体どれくらいの人が来るのかわかりませんが、200名くらい来れば大成功だねと話していました。
事前に江戸川区の区報にも紹介されたり、毎日新聞で取り上げて頂きました。
残念ながら実際には200名には達しなかったようですが、たくさんの皆さんにいらして頂けました。
一見平穏な新学期を迎えた東ヶ丘中学校。しかし、その内面は前の学期に起こった、いじめ自殺未遂事件に大きく揺れていた。
新学期初日、当該学級である2年1組に、極度の吃音症である村内(阿部寛)が臨時教師として赴任してくる。彼が初めて生徒達に命じた事は、事件を起こし既に転校している生徒・野口哲也(山崎和也)の机を教室に戻す事だった。毎日「野口君、おはよう」と無人のその机に向かい声をかける村内の行為に、生徒・教師・保護者の間には波紋が広がるが村内は止めようとしない。
そんなある日、野口へのいじめに加担したと苦しむ園部真一(本郷奏多)は、その思いを村内にぶつけるのだった。
僕自身も映画は知っていましたが、観たことはありませんでした。
観終わったあとの感想としては阿部寛の普段と違う役作りの素晴らしさと、ストーリーのリアルさが印象に残りました。
意味がよく伝わらないと思うので、是非皆さんも一度観てみてください。
映画上映のあとに、篠原さんの講演が行われましたが、実際にご自身の息子さんを自死で亡くしている話しや、その他たくさんの自死した子供たちの写真や遺書などを涙ながらに伝える姿に涙が止まりませんでした。
ハンカチもってきていて良かったです・・・。
午前中のプログラムが終わり、急いでお弁当を食べて午後の準備に入りました。
午後はタワーホール船堀の別室へ移動します。
午後の講演は午前の講演の篠原さんの奥様が、ご自身の息子さんの生前のご友人のインタビューがテレビで放映された映像を、中学生たちに上映し、グループディスカッションを行いました。
僕の子供たちのまわりでは、あまりそうした話しも聞かなかったので、いじめの問題はどこか別の世界の出来事のように感じてたところがありました。
しかし、現実には目に見えない「いじめ」がSNSを中心にかなり起こっており、より大人から目が届きにくくなっているということを実感しました。
子供たちは生徒会の生徒だということもあり、中学生とは思えないような積極的な発言をしてくれたので、ファシリテーターの僕としては話しを進めやすかったです。
各グループごとの学生は、それぞれ立派な発表をして、「いじめ防止 青い鳥プロジェクト」は無事に終了しました。
その後、講演をして頂きました篠原さんご夫妻も交えて、簡単な懇親会をさせて頂きました。
そのときに篠原さんがおっしゃっていたのは、「優等生の子供たちの答えではなく、もっと一般的な子供たちが対象だったらどうだっただろうか」ということと「実際の現場では、先生が全く理解をしていない」という言葉に驚きました。
「いじめ」はいまや、子供たちの世界だけではなく、大人たちの間、職場などでも行われていると聞きます。
なにか社会的不安や不満などが、ストレスとなり、弱い物を標的に発散しているようでなりません。
今回の「いじめ防止 青い鳥プロジェクト」を通じて、主催者側だった僕自身も、色々と知ることや考えることが出来ました。
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<編集後記>
このプロジェクトは2年がかりで準備を進めてきたのですが、中心となって活動してくれた方はとても大変そうでした。
僕が過去に中心となって進めたプロジェクトは「障がいのある方と地域を結ぶ ふうせんバレーボール大会」でしたが、そのときも区の窓口や学校関係、施設との連絡調整がとても大変だったのを思い出します。
でも終わったあとに参加して下さった皆さんの笑顔などを見ると、また新しい取組に汗を流したくなります。
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