皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目　一桝です。

 

 

 

僕たちの使う木は、昔ながらの伐採、乾燥方法である

 

「新月伐採」「葉がらし」「天然乾燥」の杉とヒノキを主に使っています。

 

理由は香りも色艶もしっかり残っていて、住宅で使うととても気持ちよいからです。

 

今日はいつもと少し違う木のついてお話しします。

 

 

 

登山をする僕は、去年の雪の降る前に、初めて雪の無い尾瀬を歩きました。

 

湿原を保護するために木道が延々と続いているのですが

 

その木道はカラマツを使っています。

 

 

 

カラマツはまっすぐと伸びる松です。

 

建築資材にしやすい木材で、天然林、人工林ともにあります。

 

南アルプスの鳳凰三山に登る際に、カラマツの綺麗な森を気持ちよく登っていくことが出来ます。

 

炭鉱の坑道を支える柱として使われていたこともあり、折れにくく腐りにくい木として有名です。

 

赤身があざやかで、フローリングにするととても映えます。

 

 

 

水回りに張るならヒバやサワラが有名です。

 

ヒバは青森が有名ですが、香りはヒノキよりも強い香りがします。

 

昔からクリなどと同様に建物の土台に使われるほど耐久性があります。

 

この木から採れるのが「ヒバ油」です。

 

 

 

サワラは浴室の壁などに使われることがあります。

 

棺桶にもよく使われる木なので、心情的に避ける人もいますが、水回りで使う木としてはとても優秀です。

 

値段もそれほど高いものではありません。

 

 

 

外に使う木の代表としてウッドデッキがあります。

 

外壁は雨があたっても流れて乾燥しますが、ウッドデッキは雨を正面から受け止める耐久性が必要です。

 

そこで、耐久性、耐水性が優れているのが栗の木です。

 

 

 

昔は鉄道の枕木や、電柱に使われていました。

 

鳥居に使われることもあるぐらい耐久性の優れた木です。

 

また、毛羽だってもトゲトゲしないので、素足であるくデッキにはうってつけです。

 

時間とともにタンニンが出てくるので、見た目が少し悪くなるかもしれません。

 

でもクリは最強です。

 

 

 

外部に使う木で国産ではクリが最強ですが、海外のものですとレッドシダーが強いです。

 

海外の木材は船で運ぶ際に虫などの被害を防ぐため、薬などを使うので室内の木材としては

 

僕はオススメしておりません。

 

 

 

でも、外部のウッドデッキであれば、そうした影響は少ないことと、コストも抑えられるのでレッドシダーもありだと思います。

 

日本ではベイスギとも呼ばれるヒノキ科の針葉樹です。

 

その耐久性は針葉樹随一といわれています。

 

 

 

シロアリが嫌う殺菌成分であるフィトンチッドやカビ・ダニの繁殖を防ぐアルカロイド、

 

虫の動きを弱らせるヒノキチオールなどの成分を多く含むため

 

殺菌力、防虫力も折り紙付きの強さです。

 

 

 

今日は、普段あまりご紹介しない木についてお話ししました。

 

他にも魅力的な木は沢山あります。

 

 

特に香りや木目はそれぞれ特徴がありますので、是非ご自身の好みはどういったものか、色々とみてから決めるのも楽しいと思います。

 

 

 

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＜編集後記＞

 

海釣りをはじめると、釣り好きの友人知人がわらわらと集まってきて

 

色々と誘ってもらえるようになりました。

 

先日はEさんという社長から、LINEですごい画像が！

 

船の上に牛が乗っている！？

 

よく見ると牛みたいな魚でした！

 

「あぶら坊主」という深海魚で、タラに油がすごく乗ったような味らしいです。

 

専門店もあるほど好きな人は好きらしい！

 

その釣り行ってきました。

 

なんと水深８００ｍまでエサのイカを４ｋｇくらいの鉄筋棒をおもりに沈めていきます。

 

沈めるだけで10分くらいかかりましたかねー？

 

同行した友人はなんと「紅アコウ」という真っ赤な魚を釣り上げました！

 

市場価格15万くらいする高級魚らしいです！

 

僕は深海サメが１匹のみ笑

 

いろんな釣りがありますね～。