リノベーション（フルリフォーム）や建て替えなど、

今お住まいの家を一旦引越しなければならない場合

仮住まいできる場所を探すのが

結構タイヘンだったりします。

それは短期だけに色々と

大家さんも大変な事情があるからです。

今日は仮住まいをする上で

仮住まい場所探しのコツやヒントを

お伝えします。

仮住まい出来る物件はなぜ少ないのか

仮住まいは数ヶ月から半年程度の期間なので

短期契約になります。

借り手側からすると短期契約は

一般の契約に比べて汚さないでしょうし

費用を安くしてくれるのではないか？と

期待してしまうからでしょうか

大家さんからすると

「敷金や礼金を無しにできないか」

「家賃をまけてくれないか」

「一括支払いで安くできないか」

などの交渉が多く面倒を感じます。

しかも、退去後には改めて

物件の募集を開始しなければなりません。

こうした理由などで、大家さんは

短期入居を嫌がることが多いのです。

仮住まい物件を探す方法

それでもリノベーション（フルリフォーム）や建て替えなどは

仮住まいの場所を探さなければなりません。

その場合には

「自分で探す」という方法と

「誰かに依頼して探す」という方法があります。

仮住まいを自分で探す方法

自分で探す方法としては、

現代ではウエブサイトが一番身近な

探す方法となっています。

ポータルサイトで探す

アットホームやスーモ、ヤフー不動産など

不動産の賃貸情報を探せるサイトは

ウエブ上に沢山あります。

その中でも仮住まいを探せるサイトと

仮住まいを探せないサイトがあります。

SUUMO関東版

スーモはトップページから検索窓を使って

仮住まいを探すことが出来ます。

検索窓に「仮住まい」と入れると

仮住まいOKの物件が出てきます。

数は少ないですが、

希望に添った物件があるかもしれません。

Yahoo不動産賃貸

ヤフー不動産でも探すことが出来ます。

トップページから下にスクロールし

検索窓に「仮住まい」と入力し

条件を入力します。

いくつか出てきますが

仮住まい専用物件とうたっている物件も出てきます。

UR賃貸で探す

こちらはＵＲ賃貸専門で探すサイトです。

敷金、礼金が不要なのがＵＲ賃貸のメリットです。

仮住まいコンシェルジュ

仮住まいを誰かに依頼して探す方法

仮住まいを誰かに依頼して探す方法は

「仮住まい専門サイト」から

依頼をして探してもらう方法と

付き合いのある不動産会社や

リノベーション（フルリフォーム）や新築を行う工事業者、

また

そうした工事を行いながら不動産も扱っている

会社の担当者に依頼をするという方法があります。

仮住まい専門サイトで探す

ＵＲで条件にあう物件が無ければ

仮住まいを専門にしているサービスもあります。

仮住まい情報センター

本社が目黒なので都心部で物件を探す方には

よい情報が集まっているかもしれません。

リノベーション（フルリフォーム）、新築を依頼した会社に頼む

リノベーション（フルリフォーム）や新築を依頼している会社に

「仮住まい先を探すのを手伝って欲しい」

とお願いすれば、

親身になって探してくれるでしょう。

また、その会社が不動産を扱っていれば

なおさら協力してくれると思います。

とくにリノベーション（フルリフォーム）や新築をする依頼者が

その会社の地元であれば

地元の不動産ネットワークや大家さんとの

ネットワークで、

通常は短期契約しない物件も

交渉に応じてくれることがあります。

リノベーション（フルリフォーム）や新築を依頼した会社が

不動産を扱っている場合には

是非相談してみてください。

大家さんに交渉してくれることもあります。

 マンスリーマンションにする

期間が短い場合や、家族が少ない場合には

マンスリーマンションが便利です。

リブマックス

比較的ワンルームなどが多いので

二部屋借りるという選択肢もあります。

最安値に挑戦中のユニオンマンスリーは

比較的リーズナブルかもしれません。

ユニオンマンスリー

 子供の学区などの問題

引越先を選ぶのにハードルになるのが

子供の学区の問題などがあると思います。

短期でも認められない場合と

短期なら認められる場合が自治体によって違うようです。

学区の制限ありきで探すよりも

まず自治体に確認してから

物件探しをすると良いです。

仮住まい物件を探すタイミング

仮住まい物件は賃貸物件ですので

あまり前もってお願いしても

大家さんも不動産会社さんも話しに乗ってくれません。

おおよそ、仮住まいの引越をする

２ヶ月前がよいでしょう。

しかし、そのタイミングですと

すぐに見つからない場合もあるので

3ヶ月前くらいから探し始めて

自分なりの方針を決め始めるのがおすすめです。

たとえば、

賃貸物件にするのか、マンスリーマンションにするのか

費用を試算してみたり、

自分の「譲れない条件」に「広さ」などがあれば

マンスリーマンションでは狭すぎるかもしれません。

仮住まいの方向性を検討しはじめる

という意味であれば

実際に工事がスタートする3ヶ月前には

動き始めることをオススメします。

今日の｢わかった！｣

大型リノベーション（フルリフォーム）や建て替えなどの場合には

一時的に工事期間中の仮住まいが必要です。

仮住まいは大家さん側には

あまりメリットはないので

比較的敬遠されがちです。

それでも市場には仮住まいＯＫの物件もあったり

長らく空いている物件には

仮住まいの相談に乗ってくれる大家さんもいます。

また、狭くても割り切って

マンスリーマンションという手もあります。

敷金、礼金などの余計な出費を抑えたい

ということであれば、多少遠くても

ＵＲ賃貸も良いと思います。

しかし、

仮住まいの対象となる物件は

まだまだ少ないので

なるべく早めに動いて

どういった物件ならご自身の要望を

最低限我慢させられるのか

状況を早めに掴んでおく必要があります。

その期間としては

実際に工事の始まる3ヶ月前くらいがベストです。

工事契約直前で物件を探そうとしても

春などの引越シーズンにかかったりすると

仮住まいの相談にのってくれる大家さんも

減ってしまいますので、

何事も早めに動くことをオススメします。

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＜編集後記＞

リノベーション（フルリフォーム）や新築のご相談の最中に

仮住まいのお話しが出ますが

お客様独自で探される事も多いです。

僕たちは不動産業も行っているので

物件探しは得意なのですが、

いままで仮住まいを相談されることは少なかったように思います。

仮住まいの探し方は普通とちょっと違うので

お客様にご提案する際に説明の意味を込めて

このブログを書きました。

仮住まいの交渉術は裏技的なものもあるのですが

そちらはまたの機会にお話しします！

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