リノベーション(フルリフォーム)を依頼するときに、工事の内容によっては「仮住まい」をするべきか、しなくて良いものか判断に悩むと思います。
工事の範囲や内容によって、「仮住まい」をオススメする場合もありますし、「仮住まい」をせずに在宅工事をする場合もあります。
今日はそんな「仮住まい」をするべきか、しなくてよいものか判断するヒントをお伝えします。
目次
「仮住まい」したほうが良いリノベーション(フルリフォーム)とは
「仮住まい」先を探したりするのも面倒ですが、それでも「仮住まい」することをオススメするリノベーション(フルリフォーム)の内容とはどんなでしょうか。
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工事範囲が居住スペースの60%を越える場合
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音やホコリから避難するべき部屋を確保出来ない場合
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つねに在宅している居住者がいる場合(高齢者等)
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工事期間が1ヶ月を越える場合
などは、比較的「仮住まい」をご検討頂くことが多いです。
上記などが複数影響してくる場合もあります。
また、工事などの騒音などを軽視していて、工事が始まってからビックリしてウィークリーマンションに仮住まいをする方もいます。
短期でも「仮住まい」をすることで、ストレスなく生活できるので、工事があるていどの範囲に及ぶのであれば「仮住まい」をおすすめします。
「仮住まい」しなくても良いリノベーション(フルリフォーム)とは
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工事範囲が居住スペースの60%以下の場合
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日中は留守で、寝に帰るだけの寝室、トイレが確保でき、洗面かキッチンのどちらかが使える場合
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部分的な工事で短期間で終わる場合
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表面てきな内装工事だけの場合
日中が完全に留守になる前提であれば、在宅工事はあるていどの範囲で可能かもしれません。
また、工事も表面的な仕上げ工事であれば、部屋ごとに進めることも可能です。
しかしその場合は手間がかかるので工事代金が割高になることもあります。
「仮住まい」をしないデメリット
それでも「仮住まい」をしないで工事をしたい!という方もいるかもしれません。
その場合には、以下の内容をよくご検討されてから判断するとよいでしょう。
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職人が在宅者に気をつかいすぎて仕事のスピードが落ちる
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10時と3時に職人さんにお茶出しをしなければならないか?と気になってしまう(実際は必要ありません)
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居住者が不快にならないように、毎日の清掃レベルをあげるため工事管理費がかさむ
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在宅の場合の音や振動のストレスと、近隣に対して迷惑をかけているというストレス
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居住空間の制約によるストレス
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家具の移動や、部屋ごとの工事になると、職人のかかる手間が増え、工事金額が割高となる
仮住まいをするメリットは、上記のことが全て解消することだと言ってよいでしょう。
「仮住まい」をするデメリット
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短期で貸してくれる賃貸物件がすぐに見つからない
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ウィークリーマンションなどを利用しても、私物が近くになく不便
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「仮住まい」の費用がかかる
仮住まいが出来れば、それに対するメリットは多くても、デメリットはあまりありません。
費用的に捻出でき、かつ便利な場所に仮住まいの物件やウィークリーマンションがあれば、工事の効率はよくなり、お互いのストレスにもなりません。
今日の「わかった!」
リノベーション(フルリフォーム)をするうえで、「仮住まい」をするかしないかは、結構悩むところだと思います。
しかし、工事の範囲が広く、長期にわたる場合には、迷わず「仮住まい」を検討したほうがよいでしょう。
特に日中在宅するような専業主婦の方や高齢者がいる場合には、「仮住まい」をしたほうが、ストレスは圧倒的に減ります。
なにより、職人さんも気を遣い仕事の効率が落ちてしまいますし、在宅している居住者側である皆さんも、色々と気を遣うことが多いものです。
工事の範囲が6割を越えるようでしたら、「仮住まい」先のリサーチなどをするのも、リノベーション(フルリフォーム)の準備段階で必要となります。
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<編集後記>
昨日は久しぶりに山に行こうと思っていただのですが、疲れなのかうっかり寝坊してしまいました・・・。
たいがい、目覚ましをかけた数分前に目が覚める事が多く、体内時計に自信をもっていたのですが、気づいたら8時でした・・・。
今日はどうすっかな~ と考えて、書店でぶらぶらして、カフェで読書、その後ジムで泳いで走って、その後結局、出社して仕事してしまいました・・・。
本屋さんでは、ずっと読みたかった「ウォールデン 森の生活」を。
駿河屋を知らない人がまず最初に読む「駿河屋の想い」
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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