皆さんこんにちは。

自然素材・天然素材の老舗

厳選素材住宅の駿河屋　九代目の一桝です。

毎月、お送りしている「子育てママに贈る自然素材住宅塾」ですが

こちらでもバックナンバーを配信させて頂いております。

今回はVol.102です。

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こんにちは。駿河屋の一桝です。

花粉がそろそろ飛び始めているこのごろ。すでに花粉症らしい症状がではじめてきた人も多いのではないでしょうか。実は花粉は｢ある時間｣が一番飛散しています。

それでは今月も子育てママのお役にたてる、おうちの事で大切なこと、発信します！

【無垢の木のテーブルが欲しい】

家づくりをすると「テーブルも無垢にしたいよね」という方も沢山いるのではないでしょうか。無垢の木のテーブルといっても、木の種類も様々ですが、つくりかたも様々です。一枚板で「どーん！」とつくれれば、それはそれで良いのですが、もっとシャープに、もっとモダンな感じて、オシャレにデザインすることも可能です。

当社の打合せスペースのテーブルは、永平寺の樹齢300年のご神木の杉ですが、「耳」と言われる、木の樹皮側の部分が皮を剥いた状態で残っています。自然の風合いがそのままの雰囲気です。

こうした「耳」が残った状態のほうが、天然木の雰囲気で好きだという人も沢山いますが、耳が残っていると、デザイン的にシャープにはならないので、あえて耳を落としたテーブルを好む方もおられます。

一枚板で耳を落とすとなると、幅が小さくなってしまいます。

耳を落としてもテーブルとしての幅を確保できるくらいの大木となると数百年の樹齢クラスになるので、とってもお高くなってしまいます。

でも、幅が狭い、細い木でも、同じ木からとれた材料であれば、色目も似ているので、何枚かを繋げてテーブルをつくることも出来ます。

以前、北海道のカバの木を製材し、隣り合った板材を、本を開くように広げてつなぎ合わせ、テーブルをつくりました。これをブックマッチと呼びます。

もともと同じ木を裂いて開いたので、木目も色目も同じなので、とても馴染みます。

こうした方法で何枚かつなぎ合わせても自然な感じになります。

広葉樹のようにちょっと値段が張る木の場合には、細身の木を何枚かつなぎ合わせることで、価格を抑えることができるんです。

板材が決まったら、次は足をどうつくるか？我が家はテーブルでも座卓でも、テーブルの足の向きによって自在に高さを変えるようにつくりました。

先ほどお話しした木の「耳」を切って、シャープなテーブルが良い場合には、アイアン（鉄）で作ると、足元もスッキリしてカッコ良くなります。

別の方法として、四隅から真っ直ぐ四角い足をつけるのは、板の厚さとのバランスを見ながら、足の太さを決めていくのがオススメです。

へんに太い足にすると、民芸品屋さんや、田舎の蕎麦屋さんみたいになってしまいます。

天板をどうつくるか、足とのバランス、素材をどうするか。家具工房の職人さんと一緒になって、あれこれ考えながらつくるテーブルは、仕上げのヤスリがけや、オイル塗装なんかも、家族でやると思い出深いテーブルになります。そうすると、手入れの仕方もわかるので一石二鳥です。

家を建てるときは、是非、無垢の木のテーブルも検討してみてください。3世代は十分に持ちますよ。

-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+【　あ　と　が　き　】-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+

カミサンの僕への関心事は｢今日は家で晩ご飯食べるのか食べないのか問題｣の一点に集約されています。週末はおおよそ｢来週、ご飯いらない日を教えて！｣という当然の質問があり、僕は動揺でスマホを落としそうになりながら自分のスケジュールを急いで確認します。｢ええと！月曜日は会合後の懇親会があるのでいりません！水曜はサウナ部の飲み会があります！はぁはぁ｣と間髪入れず答えます。なので急な打合せが入って外食する事になったりすると大変です！｢食べるって言うから作ったのに！｣と叱られるんです・・・。たしかに料理する方としてはそうですよね～ゴメン・・・。実は僕はカミサンに胃袋をつかまれて結婚を決めたんです。カミサンのご飯が美味しい！美味しすぎる！という幸せ者です。でも突然食べられないこともあるんです。｢俺だって食べたいんだよ～！｣と心の中で泣きながら叫んでいます笑。

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PDFでダウンロードもしていただけます。

202404月号【無垢の木のテーブルが欲しい】Vol.102(保存版)

今回も住まいづくりにとって大切なこと。

お届けしております。

お待ちしております！(^_^)b