皆さんこんにちは。
自然素材・天然素材の老舗
厳選素材住宅の駿河屋 九代目の一桝です。
毎月、駿河屋から郵送でお送りしているニュースレター「空まめの木」に
同封させて頂いている「子育てママに贈る自然素材住宅塾」ですが
こちらでもバックナンバーを配信させて頂いております。
今回はVol.38です。
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皆さんこんにちは!駿河屋の九代目当主一桝(いちます)です。
だんだん本格的な夏が近づいてきています。その前にエアコンの賢い省エネについて今日はお話しをします!
それでは、今月も子育てママにお役にたてる、大切なこと、発信します!
【夏に備えてエアコンの賢い省エネ】
皆さんはエアコンで省エネというと、何を思い出しますか?「室内温度設定を28度にして、暑くても我慢!」「省エネって辛い~!暑い~!」(;´Д`A
を思い浮かべる方は、ムリすると熱中症になってしまいます。
このように冷房の省エネは「室内の温度設定」のみを考えてしまいがちです。
でもこうした省エネは身体に負担がかかる、無理のある省エネです。
温度設定を高めにする「我慢の省エネ」をしなくても、工夫をすればエネルギーを低く抑えることができます。
エアコンの機械を想像してみてください。バルコニーに室外機、部屋に室内機があって、一般的なエアコンは内外の機械一組で室内を冷やすようになっています。
ここで大事なのは、室内と室外の温度差が小さければ小さいほど効率的、つまり省エネになるということ。さらには「電気代を安くできる」ということです。
なんだか意味がわからない方は「そういうもんなんだ」と一旦思って下さい。
こうした前提を踏まえると、夏場の室内温度を低くしたい為にすべきことは、室外機の温度をなるべく低くするということが大事なのです。
つまり、直射日光にさらされている室外機の温度はどんどん高くなり、そうした室外機の状態で、室内の温度を下げようとすると、エアコン自体にも負荷がとてもかかります。エアコンが頑張れば頑張るほど電気を沢山使うということなんですね。
要するにエアコンの仕事を少し手助けしてあげれば、使う電気も少なくなるわけです。
ではどうしたらエアコンの仕事を手助けできるのでしょうか。
それは、エアコンの室外機自体の温度が上がりすぎないようにすること。具体的にどうすれば良いかというと、室外機が日陰になりながら、通風を良くすることです。
室外機から出てくる風も熱がこもらないようにすることも大事です。せっかく室外機に直射日光があたらないようにしても、熱風が循環してしまうようでは効率が逆に悪くなってしまうこともあります。
また、室外機はコンクリートやアスファルトの照り返しでも熱の影響を受けます。アスファルトの上に立つと、真夏はとても暑いですよね。木のすのこの上に乗せてあげたり、周りに少し打ち水をしてやったりなんかもコツです。
スダレやヨシズで日陰をつくってやるのも良いと思います。
温度を下げたい部屋の外側に同じようにスダレやヨシズを下げて日陰をつくることもとても効果的です。
室内側にカーテンやブラインドを下げるよりも、外側から日陰をつくってあげるほうが遮熱効果がグンと大きくなります。
これから本格的な夏ですが、我慢する省エネではなく、無理のない省エネをためしてみてくださいね。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+【 あ と が き 】+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+
ゴールデンウィークは長期登山で奥秩父の瑞牆山から奥多摩の雲取山まで六日間かけて歩いてきました。奥秩父は雪がまだたっぷりあって、雪の上のテントでしたが、だんだんと奥多摩に入るにつれて、植物の植生の変化や樹林帯の変化など感じられて、とっても興味深く、春山の移り変わりも感じることが出来ました。
ところで食料を21食をもヒーコラ担いで累積標高8500mも登ってきたのですが、なぜそんな事をやったのか?それは長期間山に入ったときの自分の精神状態に興味があったんです・・・。実際はどうだったかというと、4日目くらいから日常になってしまい、出勤するかのようにテントをたたみ、登山を行う自分がありました。でも荷物の軽量化や燃料、食料の配分、適正な行動時の水分や食料、防寒対策などなど、沢山のデータが取れたのと、なによりとても楽しく充実した連休でした!