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リビング暖房とキッチン換気のジレンマを給気連動シャッターで解決

RELEASE:2015.12.11     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, マンションについて, 戸建住宅について, 社長ブログ
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冬はなるべく暖かく過ごしたいもの。

窓も極力開けたくありませんよね。

 

しかし室内空気は様々なもので

悪くなっていきますので

効率良く空気を入れ換えなければなりません。

 

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それでも寒い冬。

お料理をするときはレンジフードなどの

換気扇をまわしていると思いますが

効率良く換気をしないと

油のミストや二酸化炭素など

部屋にこもったままとなってしまいます。

 

寒さと換気、どう両立させたら良いか

今日はそんなお話しをします。

 

気密性のあがる現代住宅

気密性の上がる現代住宅

 

昭和の住まいはまだまだ隙間が多く

どこか寒々しい感じですが

現代住宅は気密性が徐々にですが

上がってきています。

 

特に合板で囲むツーバイフォー住宅は

比較的気密性が高くなりますし

 

マンションなどはサッシの性能で

気密性は昔から高いと言われています。

 

隙間の多い昔の住宅は

換気設備がなくても

どこからともなく外気が入り

家の空気はうまく換気できていたので

住宅内部で火鉢や七輪などをつかっても

それほど心配はありませんでしたが

 

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現代の住宅で七輪や火鉢をつかったら

一酸化炭素中毒になり危険です。

 

それだけ住宅の気密度は変化してきていますので

換気にたいしてもしっかり意識的に行うことが

とても重要ですが

 

まだまだ世間一般的に

換気の重要性はあまり認識されていません。

 

レンジフードには給気が大切

レンジフードには給気が大切

 

住宅の気密性が高まる中で

キッチンでの調理には給気が大切です。

 

給気とは外部の空気を取り入れる事。

24時間換気設備は

室内空気を計画的に入れ換えますが

外気と交換される空気の量は

およそ毎時150m3です。

 

あまり沢山の空気を入れ換えると

暖房や冷房の効率が悪くなる為

外気を取り込む「吸気口」は

直径が100ミリ程度に抑えられています。

 

しかし

キッチンのレンジフードファンは

最大で毎時600m3くらいと

約4倍の空気を排気するので

入ってくる空気も同じ量を

確保しなければなりません。

 

この「入ってくる空気量」を確保しないと

ビンを口で吸っても空気が出ないように

換気扇が頑張って廻っても

実際は空気が排出されておらず

油のミストや二酸化炭素

湿気などが室内にとどまることとなります。

 

窓を開ければ一気に給気を確保できるので

室内空気はすぐに入れ替わりますが

寒い時期に行うと

せっかく暖めた空気までもが外に出てしまい

暖房費を捨てているようなものです。

 

なので

気密性の高くなってきた現代住宅では

レンジフードによる換気を行う場合には

ガスレンジのすぐそばで外気を取り入れることが出来る

給気弁連動型のレンジフードファンを取り付けるのが

オススメです。

 

レンジフードと給気弁を連動させる

レンジフードと給気弁を連動させる

 

レンジフードを作動させると

給気が自動的にできるように

レンジフード付近に給気弁をつけるタイプの

レンジフードがあります。

 

しかし、残念ながら

排気量に対して給気量が伴わず

結果的にリビングの吸気口から空気をひっぱり

リビングも寒くなってしまうことがあり

リビングの吸気口を閉めてしまう。

 

結果、オイルミストや水蒸気などが

効率良く外部に排出されない

という悪循環になってしまいます。

 

なので

レンジフードを作動させると

一緒に連動する電動シャッター付きの

吸気口をレンジフード付近に付けることが

オススメです。

 

給気電動シャッタ-

P_FY-DQS63BLK

パナソニック FY-DQS63BLK

空気清浄フィルター付きがオススメ

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

現代住宅は計画的に換気をする為の

24時間換気設備が設置されています。

 

しかしこれは

キッチンの調理により発生した

オイルミストや水蒸気など

様々なものを排出する為のものではありません。

 

なのでキッチンの換気扇を回すと

リビングの吸気口などから寒い空気が入ってきて

結果的に吸気口を閉める為に

キッチンの排気は効率良く排気されません。

 

まるでビンの口を吸っているように

空気は出て行きません。

 

なので、換気扇と連動して外気を取り入れる

吸気口をレンジフード付近につけることで

リビングなどが寒くならずに

効率良く調理で発生した空気を

外部に排出することが可能となります。

 

一般的に設置している家は少ないので

家を新築、リノベーション(フルリフォーム)する皆さんが

主体的に施工会社や設計者に

依頼することが大切です。

 

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<編集後記>

日月で入る山域を検討しながら

天気予報とにらめっこが続いてます。

 

食事はなるべく水を使わず

調理が早く温かくてカロリーの高い物。

 

最近は早ゆでパスタやマカロニなどがあるので

チーズとトマトソースでカロリーアップしながら

ワインとウイスキーを担いで登ろうか

色々と考えてます。

 

テント内の気温はマイナスになるので

キンドルがちゃんと動作するか・・・。

 

調べると0℃~35℃だそうですので

雪山のテント泊では使えないようなので

お気に入りの単行本を持って行くことにします。

 

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