皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目 一桝です。
木造住宅の耐用年数のアンケートでは、「30年ぐらい」と答える人が多いです。
税法でも償却が24年前後だということも「30年ぐらい」と感じる1つの原因ではないでしょうか。
僕は木造住宅の耐用年数は「何年もつか」ではなく「何年もたせるか」だと考えています。
木材は一般的な認識よりも強い材料で長持ちします。
たしかに当初の施工品質や素材の違いも重要ですが、何よりも「住まい手の意識」がとても影響します。
先日、実家リノベのお客さまのご自宅を拝見し、基礎や土台まわりの痛み具合を見ました。
するとお風呂廻りがかなり痛んでいました。
ユニットバスではないタイル貼りのお風呂はどうしても土台部分が腐りやすい傾向があります。
しかし、お風呂は去年きれいにタイルを張り替えたところでした。
せっかくのお風呂も結局壊すはめになったのが残念でなりません。
浴室まわりは木造住宅でもっとも痛みやすい場所です。
正しい知識と調査を実施すれば、無駄な費用もかからず、建物の健全性を保つことが出来ますし、費用対効果も向上します。
建物を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスと正しい調査、そして構造リフォームが大切です。
「もう30年たってるから」と壊してしまうのではなく、構造調査を行い、
せめて一度は見える部分ではありませんが、構造リフォームを行うのはいかがでしょうか。
ご自身の家に愛着を持つことが、家の長持ちさせる秘訣だと思います。
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<編集後記>
僕が幼かったころは、自宅の横の加工場で大工さんが木材を加工している音がいつも聞こえる環境でした。
ノコギリから電動ノコギリに変わっても、木を刻む(きざむ)音はどこか懐かしい音です。
家具などは現場で加工しないで、会社の倉庫で大工さんたちが加工してから現場に持ち込むので
会社でもたまにそうした音が聞こえてきます。
そうした加工しているときに行くと、なおさら木の香りがするのですが
香りも記憶と密接にむすびついていますよね。
木の香りを嗅ぐと、瞬時に幼少期に倉庫で遊んだあの香りと、土の冷やっとした空気を思い出します。
皆さんは音や香りでどんな記憶と結びついていますか?
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