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東北出張から災害支援へ(最終回)

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こんにちは!株式会社駿河屋の九代目 一桝靖人です。
先日からのいわきでの災害支援のブログ、今回が最終回です。

いわき市の被災地支援最終日、はじめて社会福祉協議会の被災地ボランティアの受付に行きました。市役所横の駐車場で9時から受け付けが開始されていました。受付では、書類の記入、ボランティア保険への加入、防災ボランティアの簡単なレクチャー、その後チーム分けとなります。支援依頼に基づき、車の要請、車の所有者さんを中心に、チーム編成を行い、必要な道具を積んで現地へ向かいます。

僕たちが向かったのは梨農園。敷地の排水溝が全てどろで埋まってしまい、雨天の度に水浸しになってしまいます。作業は溝の泥のかき出しや、敷地の泥のかき出し作業。 農園の皆さまは被災しているにもかかわらず、明るく前向きで、僕たちにも気遣ってくださり、明るい雰囲気で作業が進みました。


ボランティアリーダーの男性が適宜休憩時間を決めて作業を進め、重労働にもかかわらず、負担が少なく作業を進めることが出来ました。昼食は各自持参していたのですが、農園の皆さんが福島のおおきなナメコ汁を作ってくれて、全て平らげてしまいました・・・。
作業は3時に終了。4時までに社会福祉協議会へ戻り報告をすることを義務づけられているからです。

前半の4日間は友人の親戚や知人のお宅に1人で入り、早朝から夜間までずっと作業を続けていました。お住まいの皆さまはご高齢が多く、私1人で重労働をしすぎたせいかもしれませんが、前回のメルマガの通り、疲労困憊。被災地支援は気持ちだけじゃダメなんだなと思い知った体験でした。
急がず無理なく、出来ることをお手伝いさせて頂く。とても貴重な経験をさせて頂きました。それとともに、私たちの住む場所がもしも被災したら、いかに被害を最小限にとどめ、いかに早く会社機能を回復させ、お客様の住まいの緊急対応をすすめるか。このこともずっと考えました。


BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害などの緊急事態に遭遇した場合に、事業資産の損害を最小限にとどめ、早期復旧を可能とするために、企業が準備、対策するべきことですが、駿河屋の防災マニュアルを見直し、より早く、より確実に支援にまわれるよう体制を整える、きっかけともなりました。



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