最近、四万十ヒノキの「まな板」を作りますよ~
とブログやFacebookで投稿したら
値段も決めていないのに「欲しい!」という
連絡をいくつか頂いており
本当にありがとうございます!
今日は、四万十ヒノキのまな板が
完成するまえに、無垢の木で出来た
まな板の正しい使い方を
お話ししようと思います。
目次
木の「まな板」の日常の使い方
お寿司やさんで使っているまな板は
ほぼ間違い無く木のまな板です。
カウンターに座って見てもらうと
わかるとおり、
水で濡らして使っています。
また、濡らした後は
サッとふきんで簡単に水分を拭き取って
使っていませんか?
この使い方が基本中の基本です!
なぜそうするのかというと
木はもともと水分を含みやすい素材ですが
水であらかじめ湿らすことで膜をつくって
ニオイの元や色うつりの元を
防いでいるんですね~。
また、魚や肉などを切ったあと
ニオイが気になるからといって
お湯などを掛けてしまうと
そのままタンパク質が固まってしまうので
お湯は使わないようにしましょう。
まずは水をかけて洗って下さい。
食器洗い乾燥機などは
絶対入れてはダメですよ!
スポンジと粗塩で洗うなんてことも
効果的でオススメです。
ニオイが気になる場合には
除菌が出来る洗剤などは使わず
自然に優しい洗剤で
優しく洗ってあげて下さい。
生ものを切るときは
なるべく最後にして
洗う回数を減らすということも
している方がいます。
使ったあとはどうしたらよい?
特に生ものなどは
使ったらすぐに水洗いをして
ふきんで水分を拭き取る。
吊したり、立てかけたりして
自然乾燥をしましょう。
日差しが直接あたる場所は
劣化を早めるのでお勧めできません。
陰干しでも、ちゃんと乾燥させれば
雑菌などが繁殖することはありません。
立てて乾燥する方向は
板の目が縦になるようにしましょう
そのほうが乾燥が早くなりますし
ソリや割れも起こりづらいです。
立てる際には、下は浮かせて下さい
出来れば吊すのがオススメです
下が濡れたままだとカビが生えやすくなります。
僕はまな板にフックをつけて吊戸棚下に
吊して乾かしています。
まな板の手入れ
たまには自然系洗剤などで
洗ってあげて下さい。
レモンと粗塩でこすってから
洗うという方法も知られています。
定期的(月に一度程度)に
蜜蝋などをサッと塗るなどすると
汚れ防止にもなります。
汚れが気になるようでしたら
研磨剤などで優しく木目にそって
磨いても大丈夫です。
最後に暑いお湯をさっとかけると
最後の殺菌になりますし
週に一度くらいは熱湯をかけて
消毒するなどしてください。
それでも汚れてきたら
紙やすりを使って落とす方法があります。
紙やすりは目の粗さや細かさで
番号がついています。
のやすりで、粗い目のものから
使っていって、目の細かいもので
仕上げて下さい。
駿河屋に持ってきてくれれば
お預かりになってしまいますが
削ってお返しすることもできますよ。
(一週間から10日 かかります)
漂白剤をつかっていいか
と聞かれることがありますが
僕はあまりオススメしていません。
薬品等をあまり気にされない方は
薄めて使用するぶんには良いと思います。
しかし、吹きかけるタイプなどは
液だれのしみが出来るので
かならず薄めてつけ置きなどのほうが
良いと思います。
今日の「わかった!」
これは20年以上つかって
削りすぎて薄くなった我が家の
桧のまな板です。
今でも立派な現役です。
木のまな板は、扱い方を知らないと
寿命が短くなったり、汚れやニオイが
早く気になる状況になってしまったりします。
でも、正しい使い方をしていれば
衛生的に使えるのはもちろん
天然の抗菌効果もあって体に安心です。
また、厚さが耐えうる限り、何度も削って
新品同様に使うことが可能です。
一般家庭であれば20年なんて当たり前。
そう考えると、エコロジーなまな板ですね。
僕が考えるもう一つのメリットとしては
「暮らしが丁寧になる」ということ。
料理も作るときに「気持ちを込める」ものです。
それを使い捨てにする包丁とビニールのまな板では
気持ちの入り方も違ってきますが
お気に入りの包丁とまな板を
大切に丁寧に、手入れをしながら使うと
お料理もやっぱり違ってきますし
そもそも暮らしの「丁寧さ」も
気づかぬうちに変わってくるのだと思います。
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<編集後記>
昨日は「つちからの会」のお父さんや
子供たちと少人数で筑波山に登ってきました。
もともとは友人であり田んぼにも参加してくれている
S川さんの体力減退にストップをかける
強化プログラムの一つでしたが
子供たちも交えて楽しい遠足になりました。
山頂には生ビールもあり
「飲んじゃいますか~!」
ということで美味しく頂きました。
S川さんの長男も、しばらく見ないうちに
高校生となり、田んぼにきてたころからは
想像できないくらいたくましい青年になっていて
驚きました!
夜は大学院大学の友人がフィリピンから
訪日したので、みなで居酒屋で懇親会。
昼から夜まで呑みっぱなしでしたが
楽しく充実した1日でした。
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それでも気になる方は
本当は野菜や魚や肉など
それぞれのまな板に別けると良いのですが
キッチンにそれだけ場所のとれる方は
少ないと思います。
生ものを切る面と
野菜やパンを切る面を
別けるという方法もあります。
もしくは
野菜は木のまな板
肉や魚はお手入れの楽な
樹脂製のまな板など
使い分けることもアリだと思います。
肉や魚の時だけ
まな板シートを乗せて使う
という人もいます。
木のまな板を使う事が
逆にストレスにならないよう
上手に付き合って下さい。
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