皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目　一桝です。

コロナウイルスの影響で
不動産探しをお手伝いしていたお客様も
居住中の内見ができなくなったりで
一旦ストップしている状況です。

そんな中でも「不動産探し」から
住まい作りをする皆さまに向けて
厳選物件をどのように見つけているのか
方法をお伝えしたいとおもいます。

今日は地盤についてです。

「不動産探し」から住まい作りをご依頼されると
当社のワークシート「家づくり羅針盤」に
取り組んで頂きながら、
家づくりの根本的な欲求を掘り下げて頂きます。

それとともにファイナンシャルプランナーとともに
人生設計の中での住宅の予算を導き出します。

こうして導き出された
「理想の住まいの姿」と「予算」から
物件の条件をすりあわせして
実際に物件探しを進めて行くのですが

「これは良さそう！」と思った物件でも
安易に見に行ってしまうと
ガッカリすることがよくあります。

ありがちなのが
高圧線の下だったり
墓地が見えたり
携帯の基地局アンテナが付いていたり

そもそも建物が粗悪だったり
地震に弱いバランスの悪い建物だったり
などなどです。

でも、土地に関してまず最初に見るのがこのサイトです。
（このサイトだけで判断はしませんが）

マップリドットネットの
「Locationアプリ： グーグルマップ＋土地条件図」です。

東京の山の手方面の土地の場合には
なおさらよく見ます。

駿河屋のある東京の東側は
地盤がよくないことで有名ですが
山の手方面でも全て地盤が良い土地とは限りません。

山の手と言われるだけあり
丘陵地帯なのですが
その間は埋め立てや盛り土をしたところもあります。

部分的であれば問題ありませんが
広範囲ですとさすがにリスクもあります。

たとえば山の手といえば目黒や世田谷ですが
目黒駅あたりをみてみましょう。

山の手は一律に山や尾根に乗っている街だと思いがちですが
実は尾根をけずる「切り土」をしたり
谷になっているところは埋める「盛り土」をして
平にしています。

下記の凡例をみてみてください。

目黒駅前の目黒川に近いところは
盛り土や埋め立てになっていることがわかります


「切り土」したところの地盤は強いですが
「盛り土」したところは当然弱くなります。

このように、
一概にイメージだけで進めると
災害時におもわぬダメージを
受ける可能性もあります。

大事なことは、
こうした調査を実際に見に行く前に行うこと。

貴重な時間をついやし
実際に内見をおこなって
とても気に入ったのにいざ調べてみると
地盤が悪くて諦めるなんていうのは
時間の無駄だとおもいます。

今の時代、事前に調べられることが
沢山あります。

私は条件にあう不動産を見つけても
簡単に内見をおこなわず
まずは様々な情報を使って

「本当に見に行くにあたいする物件か」

をよくしらべます。

合格点がでた物件のみ
内見へご案内しています。

しかしそうはいっても

「どうしてもみてみたい！」
とおっしゃるお客様には

希望を優先してますので安心してください。

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＜編集後記＞

4月は僕の誕生日でした！
Facebookの情報に誕生日を公開すると、
沢山の友人からお祝いメッセージが届くのですが、
「誕生日に気づいた人の負担」を気にして
いつもクローズ情報にしていました。

しかし今年は！
当社の応援団長のお客様から
素敵な花束が届きビックリ！

なんでわかったんですかっ！？

素敵な花束を頂いたので
おもわず会社の暖簾の前でパチリ。

FacebookにUPしちゃいました。

ありがとうございました！
めちゃめちゃ嬉しい！

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