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子供の発育過程での事故を知ることで子供を守る

RELEASE:2015.08.03     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 子育てと住まい, 社長ブログ
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子育て奮闘中のお父さん、お母さん

家の中は安心だと思っていませんか。

 

実は幼児期における家庭内事故は

とても多いのです。

 

事前にどういう事故が多いか知っておいて

子供の行動を予測して防ぎましょう。

 

IMG_0734

 

家庭内の事故の実態

家庭内の事故の実態

 

2010年12月から2012年12月までの2年間で

家庭内の事故は9889件起こっています。

「平成25年版消費者白書」

 

年齢別に観ると12歳以下の事故7997件のうち

住宅内が5390件と、約7割を占めています。

 

この住宅内部での事故ですが

年齢別でみますと

 

0歳以上、2歳未満 2645件(49.0%)

2歳以上、6歳未満 2147件(39.8%)

6歳以上、12歳未満 598件(11.0%)

 

つまり、0歳から2歳未満の事故が

半分を占めています。

 

 

0歳から12歳までは、子供の発育が大きいので

事故の傾向は全く違うものになります。

 

目の前のものを口に入れる「誤飲」は

タバコや電池などが多く

 

0歳以上、2歳未満 509件(19.2%)

2歳以上、6歳未満 213件(9.9%)

6歳以上、12歳未満 37件(6.2%)

 

発育と同時に事故は減少していきます。

それに対して「ぶつかる」などの怪我の率は

上昇していきます。

 

このように、発育によって、

どういった事故が多いのかしることで

事故を未然に防ぐことが出来ると思います。

 

 

寝返りが出来る時期

寝返りが出来る時期

 

 

寝返りが出来る時期の事故は

転落が73%を占めます。

 

ベビーベッドの柵の閉め忘れや

一時的にソファーに寝かせたことによって

発生します。

 

 

またその他の事故として

だっこして階段から転落や

ファンヒーター前に寝かせてやけどをさせたり

おんぶしてキッチンで家事をしていて

後ろ向きになったときにコンロでやけどをさせたり

など様々です。

 

 

おすわり・はいはいが出来る時期

おすわり・はいはいが出来る時期

 

はいはい・おすわりが出来るようになると

様々なものに興味が湧いてきます。

そうした興味から転落事故が51%にのぼります。

続いて、誤飲14%、やけど12%です。

 

ソファーから床のおもちゃを取る際に転落

階段からの転落などが多い例です。

 

その他には

 

・椅子からの転落や

・机、テレビ台への衝突

・タバコによるやけど

・浴槽フタからの転落

・ファンヒーターでのやけど

・ダンボールからの転落

・ベランダからの転落

・窓に手を挟む

 

などに注意が必要です。

 

つかまり立ち・伝え歩きの時期

つかまり立ち・伝え歩きの時期

 

この時期は小さなものや、つまづく物がなくても

つまづいて転倒する事故が増えます。

 

転倒28%、転落24%、誤飲18%、やけど9%です。

 

・オモチャなどで転倒する

・階段から転落する

・便器内へ転落して溺死

・ドアの指はさみ

・ベビーベッドからの転落

・洗剤やタバコなどの誤飲

・浴槽へ転落し溺死

・トースター、炊飯器、加湿器でやけど

 

などが発生しております。

 

転ばずに歩行が出来る時期

転ばずに歩行が出来る時期

 

この時期になると、自分一人で高い場所に

登る事が出来るようになります。

 

転倒29%、転落27%、誤飲12%、衝突7%

 

階段やソファーなどからの転落事故が増えたり

引き出しを開けて薬の誤飲をすることもあります。

 

様々なことに興味があり、自分であるけるので

全てに注意が必要な時期と言えるでしょう。

 

・浴槽の蓋にのり転落溺死

・洗剤の誤飲

・コンセントでの感電

・ドアの指はさみ

・机、便器からの転落

・ベランダ窓枠で転倒

 

 

走ることの出来る時期

走ることの出来る時期

 

この時期は転倒、転落が多くなりますが

その際に、口にくわえた串やストロー、歯ブラシが

喉に刺さるという事故も起きます。

 

また走り回って柱に衝突したり

飛び出して交通事故に遭うなどが考えられます。

 

転落29%、転倒27%、誤飲12%、衝突7%

 

この時期に多くみられる事故としては

 

・階段からの転落

・ソファーからの転落

・ドアの指はさみ

・椅子からの転倒

・浴槽への転落

・便器からの転落

・ベランダからの転落

・机からの飛び降り

・ベビーベッドからの飛び降り

・新聞紙で転倒

 

などです。

 

 

予防策

予防策

 

子供の月齢、

年齢でおこりやすい重傷度が高い事故

発生頻度が高い事故を知って、

それに対して前もって予防策をとることが重要です。

 

子供を高さのある場所に乗せたら

目を離さない。

柵や囲いで転落を防ぐこと。

 

入浴中は子供から目を離さない。

入浴中以外でも、子供を浴室に近づけない。

 

火や電気器具等の

やけどを負う危険があるものに

勝手に近づけない。

 

たばこや電池は子供が簡単に

手に触れる場所に置かない。

 

まとめ

まとめ

 

子供は日々成長します。

昨日出来なかったことが今日できるようになる。

それは日々楽しみなことですが

それと同時に、様々な事故の可能性も

変化していきます。

 

過去の事例を知り

事故は必ず発生するという前提で

子供の行動から目を離さないようにすることが

とても大切です。

 

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<編集後記>

先日のブログ

 オナラの臭さとネガティブ思考は比例する

は、一日に800アクセスにのぼり、驚きました。

やはり皆さん、腸内美人になりたいんだと思います。

僕は益々調子がいいです。

 

 

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