ロングトレイルをしたいと思ったのは、長く旅をしてみたかったからです。
瑞牆山荘から奥多摩駅まで、のんびり主稜線(奥秩父主脈縦走)をあるいて六日間程度のこのルートは、途中に小屋もあり、重いビールは小屋で買って、きままに山旅をするには丁度良いコースでした。
また六日間の山というのは、いまだかつて経験したことがなく、一週間程度、奥秩父主脈縦走の山旅を続けたときの、自分の感覚、気持ちがどうなるのか?興味がありました。
たぶん、ゴールデンウィークである残雪の一番山がキラキラする最高のシーズンに、人がいる登山道が嫌いな僕でも、一週間ずっと登山道である奥秩父主脈縦走でなにか新たな感覚を見つけたかったのだと思います。
このシリーズは、ついついロングトレイルをしてみたいと思ったことから、2017年のGWに瑞牆山荘から奥多摩駅まで奥秩父主脈縦走路を歩いた記録を残しておこうと思って書きました。
今日は準備編を残しておきたいと思います。
目次
日程的にどれくらいかかるのか?
瑞牆山荘から奥多摩駅まで奥秩父主脈縦走路は一体どれくらいかかるのか?
ガイドブックによると約7日くらいのようです。
しかし、ヤマレコなどをみると、強者が27時間で走り抜けています。
当然、時間が短ければ食料も少なくて済みますし、残雪期でなければ軽装でも可能です。
それにしても27時間は全く僕の計画には参考になりません。
今回はスピードよりも、じっくりと奥秩父主脈縦走路の長い山旅を味わうことを目的としています。
のんびり歩いてテント泊。
気持ちよさそうなところを見つけたら昼寝。
ビールは山小屋で購入するけど、食事は全部担ぐというつもりでした。
そうなると、荷物は20kgから22kg程度になりそうです。
これはガイドブック通り7日程度かけてのんびり歩くこととしました。
奥秩父主脈縦走路ルート計画
僕の奥秩父主脈縦走路のルート計画はホント、のんびり系です。
ゆっくり、たっぷり山に浸りたい気持ちで計画しました。
とはいっても、テントを張って良い場所も限定されるし、ビールの売っている小屋も限定されます。
コース配分に一番苦労したのは、ビール補給場所をどう考えるかでした。
1日目 瑞牆山荘→富士見平小屋
2日目 富士見平小屋から金峰山小屋
3日目 金峰山小屋→大弛峠
4日目 大弛峠→甲武信小屋
5日目 甲武信小屋→笠取小屋
6日目 笠取小屋→将監小屋
7日目 将監小屋→雲取奥多摩小屋
8日目 雲取奥多摩小屋→奥多摩駅
でも実際は・・・。
地図でみるとどれくらい?
1/25000地形図は、1/20000地形図に拡大して持参。
すでに老眼で等高線が正確に見えないので拡大しちゃいます。
なんと、奥秩父主脈縦走路は地図を7枚も使っての山旅。
ビールの買えるポイントは忘れずに記入シマス!
食料計画
食料はどうしよう。
雪山は数日でも生肉や鍋など、かなりかさばる重いものを担ぎ上げます。
でも今回は日数も多く、そんな食事は出来ません。
そんな時、アースデーへの出店のお誘いがありました。
ここでは僕たちは「木のこいのぼり作りワークショップ」を開催しましたが、
アースデイに出店したところ、様々なお店があって、無農薬の乾燥野菜のお店も出店していました。
そこでひらめいたのは、全て無添加やオーガニック食品でロングトレイルが出来ないものか?
普段、山に入ると添加物、保存料たっぷりの食品になり、腸内環境が悪化するので、是非とも試して見たい!
と思ってしまいました・・・。
とは言っても、完全に揃えることは出来ませんでしたけど、かなり減らすことが出来たと思っています。
食材集め
アースデーには様々な食材がありました。
無農薬のフリーズドライの野菜
天然酵母パン
パタゴニアのブースもありました。
パタゴニアのチリビーンズは結構ハイカロリーでしたので購入。
パワーバー系も買ってみます。
なんとサーモンまで!
これは日持ちするので、肉の代わりに購入。
果たして美味いのだろうか・・・。
その他、無添加食品を買い集めました。
オーサワ系が多い。
食材はこれだけ担ぐことに・・・。
昼はすべて行動食に
行動食はこんな感じ
お茶計画
お茶は必ず必要です。
まだ雪の残る季節なので、あたたかい飲み物を飲んでから出発したい。
燃料計画
燃料はガスにしようかアルコールストーブにしようか悩みましたが、基本的に湧かしたお湯を使うだけにしたので、調理不要とのことで、ガスではなくアルコールストーブに決定。
電子機器関連
今回は記録をつけるために、モペラというキングジムの小型ワープロ持参です。
モペラとともにバッテリーやらゴープロやらラジオやら無線やらGPSやらヒトココやらやら
テントの中は零度以下にならないだろうということで、キンドルも持参。
ランタンなどの電池を節約するために、ソーラー式のランタンを購入
毎日ザックの外にぶらさげて充電します。
奥秩父主脈縦走路を歩く全ての荷物
全ての道具やら食料やら諸々の荷物からまとめると、こんな感じ
アイゼンはいらないでしょーといくことで、チェーンスパイクに
ストックはトレラン用で、雪の時は脚力だけで登ります。
テントは外張りなしの軽量タイプ。
酒はウイスキー1Lだけ!(頑張っても3日もたない)
雨具はゴアのカッパをもっていきますが、登山道歩きなので適当です。
軽い雨なら傘を使いましょう。
テント場用のサンダルも100円ショップで用意。
意外と軽いサンダルって売ってないんですよね。
ビーサンならあるけど、靴下履いてはけるタイプがテント場では便利。
僕の奥秩父主脈縦走は一般的なロングトレイルのライトハイクとはいかないけど、てくてくと主稜線を長くあるくのは初めてで、色々と準備に手こずりましたが、やっとこれで出発できそうです。
次回は実際にあるいた奥秩父主脈縦走路ロングトレイルの記録を残したいと思います。
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<編集後記>
1人合宿で館山にいって隠ってきました。
海の近くは海の幸が美味いのはあたりまえ。
それをフライで頂くのが最高に美味しい!
サバの味噌カツ!
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