皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

最近では一般的になった「オーガニック」という言葉。

意味は「有機的」と訳されますが、有機とは「生命を持っている」という意味です。

全てのものは生きていれば変化し、常に動いています。

水は海で蒸発し、雲になり、雨になって川に流れ海に還る。

血液も常に体内を循環し命を維持しています。

つまりオーガニックとは「生命の循環」ということです。

そういう意味で、人もまたオーガニックな存在です。

空気や食べ物、水をとりこみ体内で循環させ命をつなぐ。

人間だけでなく、動物も草木も地球もみな「生命の循環」をもとになりたっています。

その因果律を乱すことなく暮らすことが、オーガニックな存在である人間の本来のありかたではないでしょうか。

「オーガニック」は身体にいいと言われますが、もともと人間がオーガニックだとすると、

「オーガニック以外は身体にふさわしくない」

というのが正しいと思いませんか。

それは私たち人間が「天然のもの」だからです。

しかし、経済を優先させると人工的なものを手段にしてしまいがちです。

それによって、私たちは現代病と呼ばれるものに苦しんでいるとも言えます。

自分が天然のものであることを忘れ、科学的、人工的なもので時間と手間を買ってしまっている現代人には、当然かもしれません。

人間はこの100年で進歩と発展を遂げましたが、オーガニックな暮らしからはどんどん離れてしまいました。

その結果、住まいは石油から出来たビニール住宅になってしまい、そうした住まいによって体調を崩し、普通の家に住めなくなっている方もご相談にこられます。

特に女性とお子さんは一番影響を受けやすいので、家づくりは素材はもちろん、創り方も十分に吟味しなければなりません。

この僕のメルマガを読んでらっしゃる読者の皆様や、このホームページにたどり着いた方々は、僕と同じように現代住宅に「違和感」を感じたからこのブログをいま読んで下さっているのだと思います。

その違和感は正しいです。

テレビや新聞などのメディアは経済の力で発信し、庶民の意識を経済活動へと誘導していきます。

これからの時代は、ご自身の「感覚」に素直に耳を傾けることが、正しい生き方ではないか？

そう思って自分の想う住まい作りを僕も頑張っています。

今日は少し抽象的なお話しでしたが、ブログの閲覧数やメルマガ読者さんがどんどん増えているので、あらためてお話ししました。

昔から購読頂いている皆様には退屈な話しだったかもしれませんが、大切な事は繰り返しお伝えしていきたいとおもっています。

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