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木造実家リノベの可能性 その注意点

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皆さんこんにちは。

 

駿河屋の 一桝です。

 

 

先日、メルマガの読者様から物件購入の時期をご相談頂いた時、

 

お話しの流れで「ご実家」の話しが出て

 

古い木造の実家のリノベは出来ないか?という質問を頂きました。

 

 

 

その際に「実家リノベをする際の注意点」をざっとご説明をしたのですが、

 

このブログを読んでくださる皆様のなかにも、木造の戸建て住宅の購入やリノベを検討している方には

 

必要な情報だと思いましたので、こちらであらためてお話ししようと思います。

 

 

 

 

最近、二世帯住宅や世代間近居を政府が推奨している関係で、実家をリフォームして二世帯で住んだり、

 

子供世帯が引き継いでリフォームするという、通称「実家リノベ」が広まってまいりました。

 

 

 

子供世帯が新たに住まいを購入するよりも、いまある家を活用したい。

 

当然の流れだと思います。

 

 

 

しかし、

 

木造住宅の場合に実家をリノベーションする際には、おおきく4つのポイントに注意して進める必要があります。

 

 

 

1)    暑い・寒い

 

古い戸建て住宅は現代住宅と比較すると断熱が不足しています。

 

お正月に実家に帰られたりすると寒さは実感されているかもしれません。

 

真夏の2階は暑すぎていられないかもしれません。

 

 

 

昔の戸建て住宅の断熱材は現在よりもかなり少ないのです。

 

(年代によっては入っていないことも)

 

壁の中の結露などで断熱材が機能していないことも多いものです。

 

断熱材が入っていない、もしくは機能していない戸建て住宅の場合には、内部の壁を全部剥がしながら、改めて断熱工事をすることが必須です。

 

コストを抑えて効果を実感するためには、二重サッシ(インナーサッシ)がオススメです。

 

 

 

2)    耐震性

 

断熱性とならんで耐震性にも不安が残ります。

 

昭和56年(1981年)6月以降に建築確認を受けた物件は、基本的に現代の耐震基準を満たしていると言われていますが、

 

シロアリの被害の可能性もありますので、古い木造住宅は改めて調査が必要です。

 

1981年以前の建物は耐震補強をすることをおすすめします。

 

耐震補強が必要な住宅は断熱も不足しているので、耐震補強の為に内部の壁を壊した際、断熱工事を同時に行うことがオススメです。

 

 

 

3)    耐久性

 

古ければ古いほど耐久性がないと思いますよね。

 

実はそうとは言い切れません。

 

古くてもしっかり手入れをしてきた住宅や、そもそもヒノキなどの耐久性の高い構造材で建てられた住宅は、実はそれほど痛んでいない場合もあります。

 

そういう住宅は私達も自信をもって

 

「リフォームで問題ありません!」

 

と太鼓判を押せます。

 

 

 

また、

 

湿気の多い敷地などの場合には、家全体がカビっぽかったり、コケっぽかったりする場合があります。

 

このような住宅は内部も劣化していることが多いので、リフォームやリノベーションを検討する場合には、床下の劣化状況や構造材など、よく調査する必要があります。

 

 

 

4)    メンテナンス性

 

最近の住宅はメンテナンスが比較的少なくて済む材料もありますが、

 

昔の木造住宅は、定期的に塗装をすることが必要になります。

 

戸建て住宅の修繕はついつい遅れ気味になることが多いものです。

 

雨漏りに気づいたときには劣化が進んでいて、費用が大きくかかってしまった。

 

なんてことにもなりかねません。

 

10~13年毎には外壁や屋根、防水のメンテナンスができるよう、計画的に貯蓄をしていくことをおすすめします。

 

 

 

今日は実家リノベと呼ばれる、古い木造住宅をリノベーションして住む場合の注意しておくことをお話ししました。

 

 

注意することはそれなりにありますが、状態の良い住まいなら、是非リノベで新しい住まいに生まれ変わらせて、また住まい継ぐのも素敵ですよね。

 

なにより皆さんが育った思い出深い家で子育てをするということも、子供を育てるうえで教えたいこと。

 

物を大切にする事や家族のルーツや思い出を伝えるうえでも、とても大切な事だと思います。

 

 

────────────────────────

<編集後記>

 

息子が今年、ゼネコンの就職して現場監督になりましたが

 

現在、秋葉原の現場に通っています。

 

秋葉原は交通量が多いために、夜中しかできない工事もあって、夜勤に出かけることも多くなってきました。

 

今朝は丁度帰ってきたところで、お風呂のあとたっぷりの朝食をたべてました。

 

先日は、起き出して昼にたっぷりの昼食を食べてまた寝てました・・・。

 

夜勤は生活のサイクルがおかしくなってきますよね~。

 

あれだけ食べて寝て、平気なんですから若いってスゴイです!

 

まぁ確実に太るとは思いますが・・・

 

僕の二倍の体積がある息子が帰ってくると、家が少し狭く感じます笑

 

 

 

 

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