みなさん こんにちは。
本日の日経新聞で胆管がんの労災認定がみとめられましたね。
これは大阪市の印刷会社に勤務して
胆管がんを発症した16名の訴訟を労災認定したという記事でした。
胆管がん発症は、印刷機のインクを落とす浄剤に
大量の発がん性物質が含まれていました。
この事件は、以前に友人の社労士から聞いておりました。
それは、こんな話しをしているときでした。
当社の事務所を自然素材でつくっている施工現場は
とても心地よい空間でしたが
大量のカタログやサンプルを持ち込んだ途端
事務所の空気が変わってしまったという話しから
「印刷物は化学物質の規制が比較的緩い」
という話しをその社労士さんから伺いました。
事実かどうかは私は判断できませんが
こうした事件を見る限りでは
可能性はあると思います。
さて、この記事での最後に書かれていた言葉は
"未規制の化学物質についても
一定の基準を超えていれば
対策をとる必要がある "
と書かれておりました。
まだまだ規制を受けていない化学物質は多いのです。
厚生労働省と国土交通省とですら、
規制する物質の数が全く違うのですから。
※小冊子「美味しい空気の創り方」で詳しくご説明しております
ところで
またまた話しは変わりますが、新建材ではなく、
自然素材をなるべく使ったお家に住んでいると
化学物質の臭いにとても敏感になります。
先日、当社でスリッパを購入したのですが
封をあけて瞬間
皆で「臭い臭い!毒ガスだ!」
と外にだしてしまった程でした。
なんというか、小学校の時に流行ったビーチサンダルの匂い
あの匂いが強烈になった感じです。(40代のかた?!わかりますよね)
また
私はたまに断食道場に行くのですが
断食明けは、食品添加物の入った食べ物は
舌がビリビリして、食べる事が出来ないほどです。
現代社会は化学物質無しでは生きられない世の中となりました。
全てを否定するのではなく、正しく知って、
ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切だと思います。
そして
正しい情報はあえて発信されないというメディアの裏側もありますので
注意が必要です。
「慣れ」とは人間が生きる為の優れた能力ですが
出来ればこうした感覚は、失いたくないものですね。