一桝です。

本日は木材市場へ行ってきました。

当社はもともと材木業なので、こういった市場にも出入りさせて頂き、コストを押さえた仕入れを行っております。

こちらへは、私の大学の後輩でもあり、大学院大学の先輩でもある友人とのご縁で、出入りさせてもらってます。

本日仕入れる木材は、カウンタ材やテーブルなどなど多数です。

こちらでは、お客様をお連れして、現物を確認し、その場で競りで落とすことも可能です。

プレカット工場へお連れして、お客様の材料を目の前で加工して頂くことも可能です。

ちょっと、普通の建設会社や工務店さんではできないことが、当社ではできちゃいます。

500年前の杉材です。

木材は加工されていても細胞は生きています。

他社とはひと味違う駿河屋ですが、4月には栃木の植樹祭に行ってきます。

地産地消、ハウスマイレージの低い材料という点では、栃木や静岡などは、とても近い産地なので、

当社では積極的にそちらの産地をお勧めしております。

植樹祭を行う山では、原木をお客様と選び、お清めをして目の前で切り倒すこともできます。

本当の意味での素材のトレーサビリティーを確認することができます。

｢私が家を建てようと思わなければ、この木はまだここに立っていたのに・・・。｣と

原木を切り倒すときは、泣いてしまう方もいらっしゃると聞きます。

その気持ち、幼いころから材木に親しんできた私にはとてもよくわかります。

命を頂くという意味では、｢食育｣ならぬ｢住育｣とも言えるかもしれません。

本日は栗のカウンタ材を2枚と、当社事務所のテーブル用に300年ものの目の詰まった素晴らしい杉板と出会ったので購入しました。
これだけ目の詰まった美しい木目はなかなか出会えません。

加工が済めば、当社の打合せテーブルは300年の杉板になります。

駿河屋は創業355年なので、歴史的に同じ時間を過ごした木材ということで、購入に踏み切りました。

受け継いでいける本物です。

大切にしようと思います。

 
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