皆さんこんにちは。

一級建築士、一級建築施工管理技士、
宅地建物取引士、厳選素材アドバイザー、
駿河屋の九代目　一桝です。

このブログをお読み頂いている皆さまは、
新たに物件を購入してリノベーションをしたいと
お考えの方も多いとおもいます。

今日はそんな皆さまに、
｢最初の購入物件でその後の人生が変わってしまう｣
というおはなしをします。

とても大事な話しですし、
物件購入をご相談いただける皆さまへの物件提案には
こうした視点を重要視してご提案しています。

先日、不動産業が長い友人と
久しぶりに食事をしました。

彼とは小学校からの古い付き合いで、
彼が不動産業、私が建築・不動産業ということもあり、
たまに情報交換をしています。

その彼からこんな話しを聞きました。

あるご夫婦が仕事の関係で引っ越さなければならなくなり、
１２年前に新築で購入したマンションを
売却しなければならなくなったそうです。

その物件は埼玉の郊外の駅から15分の場所にある、
ごく普通のマンションです。

新築時に３６００万で購入して、
月々１２万の返済で、
まだローンが２０年以上残っているそうです。

売却にあたり査定をしたのですが、
相場から割り出すと１９００万以下でないと
どうにも売れそうもない。

しかし、ローンの残債は２３００万以上あり、
売却しても持ち出し分が多く、
売るに売れないということでした。

それでは賃貸に出そうかと賃貸相場を調べたのですが、
返済金額を上回る金額で貸せるとは思えず、
しかも空き家が増えているエリアで、
周辺のスーパーなどは撤退しはじめている場所のようです。

万が一、返済金額で賃貸に貸すことができたとしても、
修繕積立金や管理費などを含めると、
毎月３万の赤字になってしまい、
教育費もかかりはじめる時期だけに、
本当に困られていたという話しでした。

反対に、
当社のお客様で、新築物件を購入後３５年住まわれていた方は
日本の経済と物価、エリアの発展のため、
新築時と全く同じ金額で売却された方もおられます。

２つは一概に比較は出来ませんが、
これから少子高齢化、都市への一極集中を考えると、
物件を購入される場合には

｢いつでも売却もしくは貸せる物件を購入する｣

ということが物件購入の鉄則になります。

そうした物件は、
そうでない物件に比べて価格は当然ながら高めですが、

資産価値が落ちづらい。
売りたいときに売れる。
貸したい時に貸せる。

ということを考えれば、
決して高い買い物でもない事もあるということを、
知っておくことがとても重要になります。

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＜編集後記＞

ついに私もインフルエンザでダウンしました！

通常の風邪なら、汗かいて一晩で平熱に戻るところが、
三日三晩、高熱と頭痛、関節痛に悩まされました・・・。

はぁ～・・・。

いや～　久しぶりにしんどかったですね～・・・。

と！おもったら

なんと！うちのカミサンがダウン！

症状とタイミングから、どこぞの忘年会でもらってきたようで、
私は無罪放免にされたのですが、
いつも元気なカミサンが寝たきりになると
さすがに恐妻家の僕でも家の空気は暗く沈んできます・・・。

慣れない料理なんかも僕が頑張ってつくっていますが、
初日はチキンライスとポトフをつくりました。

ブロッコリーは会社の畑（市原）でとれた、
とれたて有機野菜です！
トマトは熱加えるのが結構好きなんで、
ミニトマト入れちゃいました。

カミサンは普段具合悪くなることもなく、
たまに調子悪くなると、薬は一切飲まず、
ひたすらじっと寝ています。

まるで、森の動物のようです・・・。