皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

私たちのクレドには

「私たちが本当に欲しいと思う住まいを提供します」

という言葉があります。

これは僕以外、スタッフ全員でつくってくれたクレドの一説です。

「クレドつくりました！」

と言われて、初めてみたときは

「僕の想いがしっかり浸透してるな～！」

とビックリしたんですよ。

さてさて、そんな「欲しいと思う住まい」、僕はゼネコンの現場監督時代、そんな家はひとつもありませんでした。

僕も

「現代住宅なんて所詮、こんなものなんだ」

と思って疑わなかった時代もあったのですが、世の中の「嘘」に気づいてしまったんです。

8年前に書いたアマゾンで販売している僕の本

「自然素材住宅で本物の「美味しい空気」の創りかた」

の中でもお伝えしていますが、

「農家は農薬をつかった形の良い野菜を農協に出荷するが、自分たちは無農薬などの害のない野菜を食べている」

ということを知ったのがきっかけでした。

建設業界もまさにそうだったので、私は「自分が本当に欲しいと思う厳選素材」を日本中から集めて、それで家づくりをしようと思ったんですね。

で、コロナの影響で去年からずっと、全く産地に行けていなかったので、

そろそろ今年の木材の状況や、産地の皆さんの元気な姿に逢いに、動きだそうとおもっています。

まずは銘木の産地、奈良県の吉野にいってきます。

ここは床暖房用として私が唯一OKを出したヒノキのフローリングの製材をお願いしているところです。

吉野のヒノキはただでさえ赤身の淡いピンク色が美しいのですが、その色艶をそのままのこして床暖房用のフローリングにできるのは、ここだけ！

それを造ってくれている石橋さんってすごくいい男なんですよね。

僕は素材を厳選していますが、素材だけが良ければ仕入れるのかというと、そんなことはありません。

東京から建設会社の社長が来るというと、美味しい地酒や旬の食べ物で親睦を深める機会もあるのですが、そこで働くトップの「人柄」をとても重要視しています。

なぜなら、ものには関わる人の「気」が少なからず宿るからです。

奈良県の吉野は銘木の産地なので、沢山の製材所や山で働く人たちがいます。

沢山の人たちに会いましたが、石橋さんのつくる床暖房用のヒノキのフローリングは本当に美しいのはもちろん、その人柄に惚れました。

家は様々人たちの手はもちろん「気」が宿っています。

僕はそういうところまで責任もって家を創りたいという想いで素材を厳選しています。

今回は動画をとってこようと思っていますので、楽しみにしていてください。

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