こんにちは。血統書付奥山です。

実は私、両親とも奥山なんです。そう、母親の旧姓も奥山！

めずらしくないですか？

あらためて、駿河屋スタッフ奥山です。

先日、以前にも参加した「ヤマシナ商事」さんのマーケティングスクールに参加させてもらいました。

今回が2回目ですね。1回目はこちら。

冒頭の文章、そのスクールで教わった印象を残す方法なんです。

 多少、印象に残りそうですかね？どうでしょうか？

さて、お客様からうれしいアンケートを頂戴したので掲載させていただきました。

こちらのお宅には工事中にも何度かお伺いさせていただきましたが、

ほんとに和室の魅力が詰まったお部屋なんです！

照明も雰囲気いいですよね >^_^<

壁には駿河屋の厳選珪藻土を使用していただきました。

稚内産の頁岩ですね。

そして、琉球畳！

いいですよね～あこがれます (^○^)

こちらも駿河屋の厳選素材です。

この琉球畳、原材料に大分県産の七島イ（しっとうい）という断面が３角形のいぐさを使用しています。

「琉球畳なのに大分県産？」と思われますよね。

名前から沖縄で作られていると思っている方も多いのではないでしょうか？

実は琉球畳の生産地は大分県の国東半島に有り、現在では数少ない農家さんでしか栽培・生産されてないんです。

本来、琉球畳とは七島イを使った半畳縁なしの畳のことを呼びます。

その材料となる七島イは、１６６３年に橋本五郎右エ門という人物が大分県の国東半島に持ち込んだイ草と言われていて、当時王国であった琉球に点在する７つの島から命がけで運んだようです。

７つの島から「七島イ」という名前が付いたのですが、「琉球いぐさ」とも呼ばれていて、その草からつくる畳のことを琉球畳と呼ぶようになったようです。

七島イは明治・大正・昭和と大分県の特産として全国に広まりました。

ということで、実は琉球畳の本場は大分県いうことになるのです。

すこし説明が長くなってしまいましたが、「大分県産　七島イを材料」のものを駿河屋では琉球畳の厳選素材として扱わせていただいています。

しかも、流球畳はデザインが良いだけではなく、耐久性も普通のいぐさの４～５倍もあるんですよ！

七島イは通常のいぐさと比べるとかなり太く、摩擦に強いという特性があります。刈り取った後、手で２本に割いてから使用するくらい太いのです。

そしてこの手作業で割かれた不整形な断面が琉球畳の風合いを生み出すのですね。

畳の優しい感触、いぐさの香り、柔らかい光。いいですよね！！

和室の魅力や安らぎ感を再認識させてもらいました。

Ｔ様、アンケートにご協力ありがとうございました。素敵なお部屋のリノベーション（フルリフォーム）に関わらせていただき感謝です！

追記

 他に琉球表は静岡県の遠州（遠江とおとうみ）産の遠州内山表、遠州上田表、遠州気賀表、遠州濱名表などがかつてありました。

参考図書　

物語　ものの建築史　畳のはなし　山田幸一　監修　佐藤　理　著　鹿島出版会　他

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