こんにちは。
駿河屋スタッフの奥山です。
駿河屋で「創り手の想いを住まい手につなげる」ために、毎年産地でおこなっているイグサ研修。
国産畳の9割が生産される熊本県八代市の農家さんにホームステイをさせてもらい生産者の苦労を体験してきました。
※写真は後日追加予定です。
~3日目~
作業は前日と同じように朝4時からの『泥染め』からスタートです。
昨日刈ったイグサを泥に染めます。
つづいて『窯出し』
私が初日にお手伝いをして刈ったイグサです。
田んぼに生えている状態から泥染め、乾燥までを見届けることが出来ました(^^)
実はイグサ農家さんはイグサの生産から畳表になる織り上げまで一貫生産。
手塩にかけて育てたイグサをほかの人に任せられないという気持ちも強いようです。
これを吉田さんが織り上げて畳表になります。
刈り取りから乾燥までですが苦労したイグサです。
畳になりどこに行くのかはわかりませんが、やっぱり使用する方には喜んでもらいたいです。
生産する方々の気持ちというものが少しですが解ったような気がします。
畳になるまでにはイグサを植えてから育てて、収穫、織り上げとまだまだやることはいっぱいですから、農家さんの思いはもっともっとつよいものでしょうね。
その後『窯入れ』をして3日間の研修は終了となります。
このサイクルをイグサの刈り取りの期間は約20日間ほど続くそうです。私がお邪魔したのは刈り取りも終盤。
農家さんたちもほんとに疲れている期間に研修を受け入れてもらいありがとうございました!
体力的に厳しくも楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回の研修期間中にはイグサ農家さんだけではなく、畳屋さんともお話する機会がたくさんありましたが、みなさん口にするのは畳への愛情と国産畳の危機的状況。
私たちの生活からも和室が減り、畳にふれることも少なくなりました。
そして、中国産畳の影響を受けて国産畳も安値にせざるえない現状。
それによりイグサの生産を辞めてしまう農家さん。30年前には5000軒あった農家さんも今では400軒ほどに減ってしまったそうです。
また、私も乗ったイグサの収穫機ハーベスターはメーカーの撤退によって生産再開のメドも立っていないそうです。
今回の経験がなければ知らなかったことばかりです。
国産畳、イグサ農家さんの現状はきびしいものですが、今回お会いしたみなさんは自分達のつくるものに自信と愛情を持っていました。そして、楽しく仕事をしている姿が印象的でした。
今回のイグサ研修はとても良い経験になった3日間でした。
最後になりますが、
畳は日本の代表文化なので素材も当然国産と思われがちですが、日本国内で使用されている畳の約80%が、中国産のイグサです。マンションに入居したときなど、はじめから入っている畳はほとんどが中国産です。
日本の文化なのにそれでは寂しいですよね。
もし畳を選ぶチャンスがあれば、是非「国産」と「中国産」の違いを確かめてみてください。
「本物」はさわった瞬間にわかると思いますよ!
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