こんにちは、しゅんたろうです

先日、I様邸のリノベーション工事に向けてあざない式を行いました

「あざない式」とは

着工前にお客様、職人さん、駿河屋スタッフが集まり

みんなの想いをひとつにする場です

複数の紐を一本の縄にすることを「なう」もしくは「あざなう」と言います

お客様、職人さん、私たちが一本の縄のような絆をつくりだす意味を込めて、

駿河屋では着工式のことを「あざない式」と呼んでいます

では、なぜあざない式を行うのでしょうか

現代社会は安いものを大量に生産し、大量に消費する

そんな世の中になってしまいました

そのようなものたちには愛着もわかず

壊れたら捨て、どうせ安いからまた買えばいい

修理して使うといった考えは古いもののようになってしまいました

なぜこうなってしまったのか

それは創り手の顔が見えない社会になってしまったことが

ひとつの原因なのではないでしょうか

駿河屋は「創り手と住まい手の想いを繋げる」ことを

とても大切にしています

創り手と住まい手の距離を近づけ、想いを繋げれば

完成した幸せの住まいに愛着を持っていただけます

そのため、あざない式（着工式）を行っています

あざない式を行うことによって

お客様が創り手と会うことによる安心感

ご自身の住まいを実際に創る人たちの人柄を知り

目に見える人たちが創るという満足感があるのではないでしょうか

創り手は、誰のためにお仕事をさせていただくのかということを

強く意識することによって、創り手のやりがいが高まり

より良い住まいづくりに繋がります

※現在はコロナ対策のため

できる限り少人数でやらせていただいております

また、あざない式では、ガジュマルの木の植樹を行います

ガジュマルの木には精霊が宿り、幸せを見守る木と言われています

お引渡し時にお返しし、ボクたち創り手に代わって見守ります

こうして想いをひとつにし、I様邸リノベーション工事がはじまりました

進捗状況もブログで書いていきたいと思いますのでぜひ読んでください

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先日、お引渡しをして１年ほど経ったＫ様邸にお伺いしました

とてもきれいにお住まいになられていて

メンテナンスも丁寧に行われているようで

話を聞けば聞くほど大事にしてくださっていることがわかりました

職人さんの名前も覚えていてくださり

「繋がり」を実感することができました

来年もひとりひとりのお客様との出会いを大切にして

創り手と住まい手の想いを繋げていきたいと

改めて思うことができた1日でした

それではみなさん、来年もよろしくお願い致します

よいお年をお迎えください