こんにちは、スタッフの新田です。

土用入りしましたね。

暑さも増してまいりましたので、心身気を付けて過ごしましょう。

さて、

昨日、横浜市S様邸のマンションフルリノベーション工事現場へ行ってきました。

今週はクロス張りの工事が入っているとのこと、

初めてお会いする中田装飾さん、どんな職人さんなのでしょう？

そして、2週間半ぶりの現場はどんな変貌を遂げているのでしょう？

またまた、ドキドキわくわくです。

玄関をくぐると、すっかり壁が立ち上がった室内。

前回は、柱の隙間から部屋の隅まで見えていました

静かに音がする方へ目をやると、作業中の中田さんがいらっしゃいました。

初めまして、の挨拶を交わすと、

その表情や声色から、おだやかそうなお人柄がうかがえました。

静かな室内で、黙々と作業は続けられていきます。

「これはどんな作業なのですか？」

集中して作業されているのを邪魔しないように タイミングを見計らってたずねてみると、

「クロス張りの前に、目地とねじのところ（の凹み）を平らにしてるんです。下地を整える作業ですよ」

と優しく教えてくれました。

駿河屋の職人さんたちは、みなさんとても優しい方ばかりです。

そんな職人さんたちの手で作られる住まいは、やっぱり優しいおうちになるんだろうな、と思います。

ところで、室内をぐるっと見回してみると、

すでにキッチンが設置され、

どんなキッチンなのかは、まだ隠されたまま。水洗も、厳重装備

引き戸のレールや建具の枠も取り付けられています。

洗面室にも何やら台がつくられていて、

広い洗面室。興味津々！

だんだんお部屋の姿が想像できるようになってきました。

これからどんな設備が納められていくのかな？楽しみですね。

それにしても、中田さん、

脚立に乗って 上を向いての作業、手を斜め遠くへ延ばしてみたり、体を反らしたり。

暗い所や狭いところでも、淡々と作業を進めていきます。

左手に持つ板も、重そう

絶妙な安定感！まったくぐらつかない

明かりがないスペース。立ったり、しゃがんだりも

私：「大変ではないですか？」

すると、小さな笑みをこぼしながら

「慣れました」、と。

慣れ、すなわち日々の鍛錬がもたらす習熟の技、ということでしょうか。

ここにもまた、職人の技が光ります。

下地の作業を終えた後、クロス張り、合計3日間の作業だそうです。

額から流れ出る汗を首にかけたタオルで拭いながら、引き続き作業が進められていきます。

現場を出て、バス停でバスが来るのを待っていると、近くの信号を渡ってくる中田さんの姿が見えました。

お昼ごはんかな？

「いっぱい食べて午後の作業もがんばってください！」

と、心の中でエールを贈り、帰路につきました。

（あとがき）

現場でよく見る職人さんたちのメモ。

壁が仕上がってしまう前に、そろそろ見納めです。