こんにちは。
駿河屋の奥山です。

さて、みなさま。
突然ですが コレなんだか分かりますか？
私は懐かし！と感じるのですが、若い人にはピンとこないようです。

これは「ハブ毛」といいまして施主様からいただきました。

使い方はといいますと
自転車の車輪の中心（ハブ）に付けておくと
走っているうちにハブをきれいに磨いてくれる、というものです。

昔の子供はみんな付けていたと思うのですが
最近はめっきり見かけなくなりましたね。
これを付けている自転車がカッコいいと憧れて私も付けていました。

なんでもこの「ハブ毛」が絶滅寸前で
製造できる職人さんも1人しかいないのだそうです。

そんなハブ毛文化を後世に伝えたいと今回、施主様と
墨田区向島の鳩の街通り商店街の自転車雑貨店「千輪」さんが共同で絵本をつくりました。

駿河屋にも1冊置いていますので機会があればぜひご覧いただきたいです。
ハブ毛の魅力を再確認できると思います。

〝自転車を売らない自転車屋さん"「千輪」さんでも絵本やハブ毛も手に入るはず。
自転車でお困りのことがあったら何でも相談にのってくれますよ。
http://chirin-chirin.jp/

職人文化の後継者問題は建築業界でも深刻です。

このハブ毛も今の時代の人たちにも気づいてもらって再脚光となればいいですね！