ブログBLOG

国産畳い草の田植え研修 ~熊本県八代市~ ①

RELEASE:2018.01.06
CATEGORY:イベント, スタッフブログ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あけましておめでとうございます!

不動産部の山﨑です。

 

昨年10月に入社して3か月が経ちますが、ブログでは初めてお目にかかります。

 

入社以来、たくさんのお仕事に関わらせて頂いておりますが、

そのどれもがとても新鮮で、毎日新しいことの連続で、

あっという間の3か月でした。

 

早く皆さまのお役に立てるよう、一日も早く成長できるよう、今年も努力してまいります!

 

 

 

さて、昨年の12月に遡るのですが(遅くなりました。。。)

熊本県の八代市へ、い草の研修に行ってきました。

 

駿河屋で扱う畳は純国産、熊本県八代産のい草を使った畳です。

 

住宅の近代化が進む中で日本の家から和室が減り、

価格競争によって外国産の畳に市場を奪われ、

国産の畳はこの30年で激減しました。

 

現在日本で流通している畳の約80%は中国産だそうです。

また、日本の畳屋さんでも、自分が扱う畳が日本のものか中国のものか

知らないお店が多いそうです。

 

そんな中、熊本県八代市では

昔ながらの生産工程で畳い草を作る農家の方々がいらっしゃいます。

今回はそんな国産畳い草の産地を訪ね、

農家のお仕事を体験させて頂きました。

 

 

 

 

1日目

 

熊本空港に到着し、更にバスで1時間ほどの新八代駅へ。

この日午前中までは雨模様でしたが、午後からは曇り空に。

ここから滞在中の3日間、お天気には恵まれました。

 

 

駅ではトノサマバッタもお出迎え。

 

 

 

 

正午ごろ、畳屋道場の代表、鏡さんと合流します。

鏡さんは今回の研修を主催頂いている、山形県にある畳店の若き社長です。

 

10年ほど前、初めて畳の産地である八代を訪れたとき

生産農家の方々が直面している問題を知り、

「このままでは日本から国産の畳がなくなってしまう!」

と直感したそうです。

それ以来、国産の畳を日本に広める活動に尽力されています。

 

初対面の私は、お話を伺いながら

今回受け入れて頂く農家の方の元へ。

 

 

 

い草農家の森野さんです(愛犬のそら君と)

 

なんと奥様がこの数日前、足のケガで入院されてしまったとのこと…!

そんな大変な中で研修を受け入れて頂いて、恐縮です…

 

せめて奥様と進める予定だった今回の田植えをお手伝いできるよう、がんばります!

 

 

 

今日は午前中に一反分の田植えを済まされたとのこと。
 

午後からは畳表の生産工程を見学させて頂きました。

 

 

 

 

い草を目視で選り分けて

 

 

織機(しょっき)にセットします。


 


 

 

 

織りあがったら一枚一枚、再度目視で表面をチェックし

ムラのある部分を削ります。


 
 

一枚分にカットして両端を仕上げたら

 

 

農協に持ち込んで、乾燥機にかけます(一回100円)


 


 

 

 

 

出来上がりです!


 
 

生産者の表示をして、湿気と退色を防ぐため真っ暗な倉庫へ。


 

 

 

 

 

 

これで畳表の納品は終わりです。

写真は半日分しかないのですが、織機で畳表を織る作業に時間がかかるそうで、

ここ数日は夜中まで作業されていたそうです!

ふるさと納税の返礼品として、納期が決まっていたからだとか。

 

 
 

その後は農作業着を購入して戻り、鳥除けの糸を田んぼに巡らせていきます。
 

イエローハッ鳥くん。


 


 


 
 

今日の作業はここまででした。

 

森野さんはできるだけたくさんの工程を見せてくださったり

「たくさん写真撮っていいよ」と気を回して頂いたり

ご自分のお仕事がある中、とてもよくして下さいました。

 

素材の段階から工程を見せて頂き、

畳表が本当にい草から出来上がっていく様子を見ることができました。

出来上がった表の表面はとてもきれいな色をしていました。

 

この日は森野さんとご友人の増田さん、鏡さんが歓迎会を開いて下さいました。
お疲れの中、夜遅くまでもてなして下さって、ありがとうございました!

 

翌日からはい田植えと呼ばれるい草の田植え作業が始まります。

 

その様子はまた次回に!

 

 

 

~~~編集後記~~~

 

年末年始のお休み中は、高知県の実家に帰省していました。

昨年第一子が誕生したので連れて帰り、今回私の両親と初対面となりました。

 

写真や動画で様子を送っていた頃から溺愛ぶりが見て取れたのですが、

実際に会うとメロメロになり私のことなどそっちのけ、、、

 

しかしそんなに喜んでくれている様子を見ると、

本当によかったな~としみじみ思いました。

また、今まで父親と母親だった人がおじいちゃん、おばあちゃんになったことが

不思議でもあり、どこか自分の人生も一回りした気がしました。

 

今年はちょうど年男で、そちらも一回り。

 

両親に仕事のことも話し、とても応援してくれました。

 

自分が生まれた故郷に改めて感謝を覚え、

今年も一年がんばろう!と思ったのでした。

 

 

******************************************************************************

駿河屋がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント

幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の

★メルマガ「厳選素材住宅論」登録・解除

★産直の厳選素材住宅 自然素材住宅・珪藻土・無垢の木なら創業1657年 駿河屋

Facebook

★創業1657 駿河屋

★宿泊体感型モデルルーム&ナチュラルショップ「空まめの木」

★駿河屋の自然派体験クラブ「つちからの会」

記事が気に入ったら是非シェア宜しくお願い致します!(^_^)/

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 家づくりのコンセプト
  • 施工事例
  • お客様の声

お問い合わせCONTACT

こだわりの自然素材・天然素材(珪藻土・無垢・無添加・漆喰・い草・畳・和紙・塗料・布クロスなど)を使った注文住宅・リノベーション(フルリフォーム)・健康住宅なら東京都墨田区の駿河屋

0120-124-029

< 事業エリア >

東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市

千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市

埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区

神奈川 川崎市

  • 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。
< 事業エリア >
東京  : 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉  : 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉  : 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 : 川崎市

※ 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。