こんにちは　スタッフの雪村です。

皆さんは　自分のお気に入りの場所や　落ち込んだ時などパワーをもらいに

行きたくなる場所はありますか？

私は　ちょっと落ち込んだ時　何かに迷った時などに

足を運びたくなる場所があります。

そこは、私の出生地でもある　東京都墨田区押上２丁目の　路地裏の

小さな神社　「飛木稲荷神社」です。

祭られているのは　ウカノミタマノカミですが、

ウカノミタマノカミは、稲の精霊を神格化した神様で、

五穀・食物をつかさどる神様です。

 
以前、この神社のすぐそばに母の実家があり

幼少期　祖父母の家に遊びに来たときは

私の姉や従姉弟たちとよく遊んでいた神社です。

この神社には　墨田区一の大木でもあり、墨田区の指定文化財（天然記念物）でもある

樹齢６００年といわれる御神木のイチョウの木があります。

イチョウには　雄雌がありますが　今までギンナンが落ちている記憶が残っていないので

たぶん・・。　このイチョウは雄でしょうか。

<身代わり　飛木の焼けイチョウ>

この神社の名前の由来は、暴風雨でこのイチョウの枝が飛んできて、この地に刺さり

そびえたことから　飛木の名前がつけられたと言われています。

また、このイチョウの木は落雷に直撃されたり、戦災時にはその身が焼かれながらも

炎をくい止め町の延焼を防ぎ　多くの人達が助かったことなどから

「身代わり　飛木の焼けイチョウ」と称されています。

イチョウの木は、水分を多く含み　難熱性の植物ということもあり

火災から建物を守るという意味でも

昔から　神社、寺院、学校などの境内で　植えられていたそうです。

神秘的な言い伝えも大切にしたいですが　理にかなった理由がちゃんとあるんですね。

昔の人の知恵や想いは大切に受け継ぎ、伝え続けていきたいですね。

表皮は今でも焦げ跡が残っており、身を持って戦争の恐ろしさを伝えてくれています。

それでも　青々とした葉が生えているんです。

不思議・・。

と思ったら　イチョウとは違う葉の形が目にはいりました。

イチョウの木の根元から　違う植物の木が生えてきています！

木のパワーは　スゴイですね。

<御神木に触れてはいけない>

パワースポットなどに訪れた時　ついそこから直接よいエネルギーを

もらいたくて　触れたり　抱きついたり　してしまうことがあると思います。

神様に気軽にふれるなんて！そんな大それたこと簡単にできませんが、

神社によっては　触れてはいけない「御神木」もありますので

気を付けてください。

とくに、囲いやしめ縄などがされている木には触れてはいけないそうです。

現実的に考えても　たくさんの人が触れたり

幹の上に乗って歩くことなどで　木が弱ってしまうということなどもあるのかと思います。

飛木稲荷神社の　イチョウの木にもしめ縄が飾られています。

見るからに触れてはいけないような気がします。と今では思いますが

たぶん子供のころは　囲いの上にのったり　木に触れたりして遊んだりしていたような・・。

でも、神様からのお咎めもなく　健康に育ちました(^^)

木の下に入り　大きな枝葉に　おおわれながら　木を見上げると

焼け焦げた表皮が目にはいります。

この町を守ってくれた　偉大な姿に　感謝の思がこみあげるのと

木に宿る　強さと安らぎを感じずにはいられません。

ここに来ると　弱い自分を叱ってくれ、また優しく励ましてくれているような気がして

だから　初心に帰ってまた頑張ろう！という気持ちになるんです。

あら、神社へ行った事をブログに書いているということは　何か落ち込んだことでも・・？

そう察した方　ご想像におまかせします(*^。^*)

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