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防火地域の昭和の木造アパートは二世帯住宅リノベがお勧めな理由

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下町にはまだまだ古い木造のアパートが残っています。

お風呂も無く、共同トイレのアパートは、今のライフスタイルになかなか適合できずに、その佇まいを残したまま、忘れ去られようとしています。

 

かつての木造アパートのオーナーも高齢となり、やっかいものとなったアパートを、一体どうしたらよいのかわからずに、あまり賃貸にも積極的に働きかけていないように感じます。

 

こうした高齢者がかかえるかつての木造アパートは、2世帯住宅に生まれ変わることで、命を吹き返すのではないでしょうか。

 

今日は古い木造アパートを2世帯住宅にリノベーションする(現在施工中)ことについてお話しします。

 

 

 

古い木造アパートを二世帯住宅にするメリット

 

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古い木造アパートは、おおよそ風呂無し共同トイレで2階建て。

6畳一間と土間と収納があり、中廊下式や片廊下式の6世帯や8世帯。

規模にして30坪程度の2階建てが多いのではないでしょうか。

 

このサイズは二世帯住宅には丁度良い広さだと思います。

 

こうした古い建物で、当時の建築確認や検査済証が残っていれば、違反建築物とはならずに「既存不適格建物」として認められます。

その為、二世帯住宅へ改修することも、行政のお墨付きを頂き設計、施工することが可能になるのです。

 

また、個人の住宅となりますので、耐震補強の助成金などを受けられたりと、色々とメリットがあります。

 

 

 

防火地域の場合に有利

 

CIMG2293

 

こうしたアパートが密集している下町は、「防火地域」であることも多いです。

防火地域での建て替えは、不燃建築物にしなければならず、一般的には鉄骨造や鉄筋コンクリート造で施工しなければならず(木造でも出来るが)コストはかなり高くなります。

 

しかし、既存不適格ということで、リノベーションをする場合には、防火地域でも、不燃建築物で施工しなくても良いのです。

 

その為、建て替えを行う場合には耐火建築物としなければならず、施工費用も高額になるのに対して、リノベーションにすることで、工事費用を大きく下げることができるのです。

 

 

 

補助金活用

 

古い木造アパートは大概、昭和56年6月以前の「旧耐震基準」の建物です。

その為、リノベーションには耐震補強が不可欠であり、断熱も不可欠です。

しかし、こうした工事には行政の補助金が付くことも多く、建て替えよりも安く済ませることが出来ることと、さらに助成金でお金を節約することが出来るのです。

 

 

 

古い木造アパートを購入してリノベーション

 

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都心で二世帯住宅を建てたいと思っても、なかなか広さを確保することは難しいかもしれません。

しかし、こうした木造アパートがまだ残っていたら、そちらを建物ごと購入して、二世帯住宅へリノベーションするということもアリかもしれません。

 

なにより耐火建築物で施工するとかなりコストのかかる建物を、コストを大幅に下げて、現代の耐震、断熱性能を付加して快適な二世帯住宅を手に入れることが出来るのです。

 

 

 

今日の「わかった!」

 

DSC_0998

 

昭和の時代の木造アパートは、二世帯住宅には丁度いいサイズです。

こうした建物は防火地域に建っていることが多く、建て替えの場合には耐火建築物で建築しなければならないので、コストがとても高くなります。

 

しかし、当時の建築確認や検査済み証を受けている建物であれば「既存不適格」扱いとなり、御上のお墨付きを得ながらリノベーションをして二世帯住宅に変えることができるのです。

 

しかも、行政の補助金を使いながらできるので、タイミング良くそうした物件があるのであれば、是非二世帯住宅の可能性を考えてみて下さい。

 

昭和の木造アパートが二世帯住宅に変身!

耐震補強・断熱見学会

 

 

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<編集後記>

今日は地元墨田区で子供向け英語教室をOPENした方がご相談にみえました。

 

場所はなんとご縁のあったお店の跡地。

 

しかもそのお店が所在するのはマンションで、沢山リノベーション(フルリフォーム)させて頂いているマンション。

 

さらには現在もリノベーション(フルリフォーム)中のお部屋もあるマンションです。

 

なんだか1つのマンションから僕たちにご依頼頂くことが増えていて、とっても嬉しいです!

 

 

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