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宅地建物取引士は建築のプロではない

RELEASE:2018.06.05     UPDATE:2018/06/06
CATEGORY:ブログ, 不動産売買, 社長ブログ
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みなさんこんにちは。

駿河屋の一桝です。

 

今日は宅地建物取引士のはなしです。

私は一級建築士や一級建築施工管理技士を取得して

20年以上になり、

この建築業界には30年です。

 

もともと不動産業を母体としたゼネコンで

10年勤めていた経験と

なにより僕自身が宅地建物取引士を取得する

勉強やその後の実務を通じて

感じたことをお伝えいたします。

 

不動産のプロである宅地建物取引士の資格は

実は建築の勉強は1問くらいしか出ません。

 

実際の問題の配分というと

 

50点満点で

 

権利関係 14問

民法が半分。

その他は不動産登記法や区分所有法などです。

 

法令上の制限 8問

建築基準法は2問程度

それも都市計画法なので技術的なことな無し

 

宅建業法 20問

宅建業者に対する処罰や処分など

悪いことするとつかまりますよ的ないましめ問題

 

その他分野 8問

税金関係や統計などの問題。

しかも事前講習で5点分免除!!!!

 

というのが問題のおおよその内訳です。

 

不動産業界は昔は限りなく黒に近いグレーな世界。

現在はグレーになってきました。

それでもいろいろと問題のおこる業界です。

 

なので宅建士自身の倫理関係問題や

法律関係のことがほとんどを占めています。

 

建築の問題などは皆無といっていいでしょう。

 

このような資格は不動産の取引に特化した資格なので

建築物そのものの質を本当の意味で

理解してお客様におすすめしているかというと

ちょっと疑問を感じます。

 

僕が不動産会社を始めた理由は

ここらへんにあるんですね。

 

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<編集後記>

今日はいつもの場所にこもって

事業内容のチェックと改善案の洗い出しをしています。

明日は終日、頭に汗かいて頑張るつもりです。
明後日の昼には会社に戻らないと!

 

会社だとなかなか集中できずはかどらなので

完全に隔離された環境をつくることが

数か月に一度のペースになってきました。

 

 

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