皆さんこんにちは。
駿河屋の 一桝です。
高度経済成長時代に、家を早く安く建てるために、合板やビニールクロスなどが開発されてから、職人さんは技術がいらなくなってきました。
畳などは藁(わら)でできた床(とこ:畳の芯材)ではなくなり、スタイロフォームと呼ばれる発泡スチロールの目が細かいものに代わり、畳は劇的に軽くなりました。
とにかく「早く」「安く」「簡単に」作れるようになったのが現代住宅であり、新建材なんですね。
それによって私たちは恩恵を沢山うけて暮らしも豊かになりましたが、施工が簡単になった分、職人さんたちの腕は落ちてしまいました。
実際には、
「腕が落ちた」
というよりも
「技術の伝承がなされず、本物の仕事が出来ない職人さんが増えた」
といったほうが正しいでしょう。
こうした新建材だけしか扱わない職人さんは、「多能工」と呼ばれる、なんでも一人でやってしまう職人さんなどにもなっています。
つまり、
習得に時間のかかる技能ではないので、誰でも短期間で習得が出来るのです。
一方、塗り壁などの左官職人さんなどは、壁が塗れて一人前と言われています。
平滑な面を綺麗に塗れるには技術を習得する時間がかかります。
左官職人といっても、壁の塗れない左官職人さんもいます。
これは、ゼネコンなどのビル建築で働いている左官職人さんです。
コンクリートの部分的な補修や、サッシまわりにモルタルを詰めたりする仕事をする左官職人さんです。
家の壁を塗る左官職人さんは、やはり昔ながらの技術を持った職人さんでなければ良い家はできません。
左官だけではありません。
僕たちが扱う珪藻土は、珪藻土の中でも調湿性能がとても高いので、天井などは布を貼ったりします。
布はビニルクロスと違って簡単に貼ることができません。
ビニルクロスは1人で貼れるように作られていますが、布は2人がかり、3人がかりでないと貼れません。
クロス屋さんでも技術が必要なのです。
このように、現代住宅を作っている職人さんと、昔ながらの素材を使った住宅を作っている職人さんとでは、そもそも求められる技術が全く違うのです。
なので、皆さんが家づくりをするときには、そうした技術がきちんとあるかどうか?
名ばかりの大工さんで、合板フローリングしか貼ったことがないなんていう人は沢山います。
こういった大工さん?が無垢のフローリングを貼ると、季節によって木の伸縮を計算して貼ることができないので、不具合が生じるようになってしまいます。
新建材を使わない家を建てるには、職人さんに求められる技術があるかどうかをきちんと確認することがとても大切なんですね。
もっと詳しい話しを聞きたい方は、下記から無料のプレゼント動画で「ブログではお伝え出来ない事」を詳しく解説しています!
きっとお役に立てると思います! ※不動産探しからの方は両方のバナーもクリックして動画を受け取ってください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 川崎市
東京 : | 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市 |
---|---|
千葉 : | 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市 |
埼玉 : | 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区 |
神奈川 : | 川崎市 |