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リフォームや新築でトイレについて大事なこと、まとめ

RELEASE:2015.08.25     UPDATE:2018/11/27
CATEGORY:ブログ, 社長ブログ, 自然素材
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皆さんが毎日入るトイレ

そのトイレに日々なにかしらストレスを感じている方

もしくは居心地が良すぎてついつい長居をしてしまう方

様々だと思います。

 

DSC05938

 

リノベーション(フルリフォーム)や新築の機会に

トイレの基本的な部分を抑えながら

参考にしてもらえる内容をまとめました。

 

樹脂便器と陶器の便器

樹脂便器と陶器の便器

 

以前の便器はTOTOやINAX(現リクシル)の

陶器でできた便器がほぼ市場の全てでした。

 

しかし、便器も年々変化をとげ

現在は樹脂便器も一般的になりつつあります。

 

僕は樹脂便器に当初懐疑的でした。

理由は毎日の清掃で、樹脂便器に小さなキズが付き

その部分がくすんでくるのではないかと

思っていたからです。

 

しかし実際に、会社のトイレに
Panasonicのアラウーノを採用してみて

毎日ブラシで磨いてますが
傷が増えて、そこに汚れが溜まり色がくすんでくる

ということは全くありません。

 

P8200830

毎日ピカピカに磨いている会社の便器

 

 

まだまだ信頼の薄い樹脂便器ですが

今だ全く問題ありません。

 

現在、3年たちましたが、もうすこし様子を見て

結論を出したいと思います。

 

また、以前は色つきの便器が流行りましたが

現在はホワイト系が主流です。

 

10年前に自宅をリノベーション(フルリフォーム)する際に

僕の妻に便器の色を何色にするか

聞いたことがありますが

彼女は絶対にホワイト派でした。

 

理由は「毎日の健康状態をチェックする為」

 

へー!と当時は感心したものです。

他の色だとあまり客観的に見られないですもんね。

 

今思えば、ホワイトにして良かったです。

なのでオススメの色はやっぱりホワイトです。

 

 

アクセサリーの位置

アクセサリーの位置

 

全体的なトイレのプランにもよりますが

基本的な事は以下の通りです

 

IMG_8675

 

タオルハンガー

 

当然ながら手を洗った後に

なるべく水が垂れないように

手洗いの近くに設置します。

 

一般的には床から1200mmがめやすです。

なので、バー型はバーの高さ

リング式は、器具の形状によって

もう少し上になります。

 

ペーパーホルダー

 

右利きの大人が便器に腰掛けた状態で

左壁面にペーパーホルダがあるのが

もっとも無難な位置です。

 

左側が難しい場合には右側に付けますが

すぐに慣れるので問題はありません。

(我が家もそうです)

 

高さは700㎜で、

便器の先端から100㎜前に出した位置が一般的ですが

 

高齢者の手摺がある場合には

手摺高さが650㎜~700㎜程度になるので

それよりも下にしなければなりません。

 

その他

将来手摺をつける可能性がある場合には

あとから取り付けても、しっかりとネジが効くように

木の板や薄い鉄板で下地を入れておきます。

 

好きな棚などをあとで自分で取り付ける場合にも

施工会社に相談して

事前に下地を入れておいてもらいましょう。

 

 

トイレの扉は開戸の場合には

一般的に外開きです。

理由は内部で倒れて動けなくなった場合

内開きだと外から開けることが困難だからです。

 

IMG_8622

 

開戸ではなく引戸を使う場合もあります。

引戸は開戸に比べて隙間が多いので

音の問題が気になる人は事前に

設計担当者に相談しましょう。

 

また、

トイレには換気扇を付けるのが

一般的です。(窓だけの場合もありますが)

空気が出る出口があれば

空気が入る入口がないと効率良く

換気することは出来ません。

 

なので、扉自体にガラリと言われる

穴を取り付けるか

開戸の場合には、扉の丈を少し短くする

アンダーカットと呼ばれる方法を採用します。

 

ガラリはホコリだまりとなりやすいので

アンダーカットがオススメです。

 

また、マンションなどでたまに見かける

親子換気扇

これは、本体が脱衣所や浴室にあり

同じ換気扇で同時にトイレなどの換気も行うものです。

 

しかしこうした換気扇は

おおむね能力不足だと思います。

 

水周りはしっかりと換気して

結露やカビなどの発生を抑えたいものです。

 

手洗い

手洗い

 

トイレは「お手洗い」というくらいですから

手が洗える場所が必要です。

 

たまに「となりが洗面なので不要です」

というご家庭もありますが

できればトイレの中で手を洗ったほうが良いですよね。

 

洋風便器のタンクにちょこんと付いている

手洗いがあります。

蛇口にオモチャを取り付けたり

器にビー玉をしいてシャチのオモチャが泳いでいたり

いろいろと嗜好をこらしたご家庭に遭遇します。

 

それはそれで楽しいのですが

手を洗うには少々不便です。

 

スペースに余裕があるのでしたら

是非、別に手洗いを取り付けることを検討して下さい。

今は限られたスペースでも様々な工夫がされた

収まりのよい便利な手洗いがあります。

 

間取り変更でさらに広さに余裕がとれそうなら

パウダールームにしてしまう手もあります。

 

広さ

広さ

 

トイレ空間の最低限の広さは

部屋の内側で幅750㎜

奥行きは便器の先端から450㎜

です。

 

奥行きは狭いと便器から立ち上がる時に

頭をぶつけてしまいます。

 

たまに古いホテルなどで

和風便器を無理矢理洋風に変えた

ようなトイレでは

立ち上がるときに頭をぶつけないように

立ち上がるのに苦労するところもありませんか?

 

またペーパーホルダーまでの距離も

遠すぎると使いづらいです。

拾い便器の場合、幅の中心に便器を据えると

壁までの距離が離れてしまい

ペーパーが使いづらくなります。

 

トイレで新聞を読む

トイレで長く過ごす人で

新聞を読む人がいます。

その場合には、新聞を広げる為の

スペースが取れると便利です。

 

便器に座って腕を広げた広さ

幅750㎜~800㎜程度であれば、

腕を壁に付けて楽をしながら

新聞を読むことができます。

益々トイレが長くなってしまうかもしれませんね。

 

内装の素材

内装の素材

 

トイレはなにかと汚れるところ。

掃除のしやすさや清潔に保ちやすさは

余計な家事を減らしてくれます。

 

IMG_0722

 

小さい男の子がいる場合には

なおさら、便器以外への汚れもあると思います。

 

その際に素材で優先したいのは

「拭き取りやすさ」です。

 

一般的な素材であれば、

クッションフロアと呼ばれる塩ビシートと

壁はビニールクロスとなりますが

 

健康配慮を考えた場合には

できるだけ新建材を使わずに

ナチュラルな素材にしたいものですね。

 

かといって、床をタイルにすると

掃除は楽ですが、冬場は寒く感じます。

 

冷たく感じない「サーモタイル」(リクシル)も

ありますが、その場合には

スリッパ利用を前提にしたほうが良いです。

 

オススメはしっかりと塗装をかけた

無垢の木か、ウレタンコートされたコルクです。

会社のトイレはヒノキに荏胡麻のオイルを2回塗り

ワックスをかけた状態ですが

まったく汚れは気になりませんし

掃除もしやすいです。

 

壁については腰の高さまでタイルを貼って

そこから上は珪藻土や漆喰などを

塗るのがよいと思います。

 

P8200833

会社のトイレの床はヒノキに塗装2回+ワックス仕上

壁は珪藻土 汚れが付いても自浄される???

 

珪藻土は自浄効果もあり

以外と汚れません。

漆喰をコテでしっかり慣らしたものより

珪藻土のほうがお手入れが楽かもしれません。

 

天井は布や紙クロスなどを使って

コストを落としてもよいでしょう。

 

いずれにしても天然系の接着剤は必須です。

 

 

トイレと子育て

トイレと子育て

 

小さいお子さんがいるご家庭は

トイレは少し広めにとったほうが良いでしょう。

 

トイレトレーニングは子育てでとても大切な時間です。

ママがちゃんと一緒に入れる空間があれば

余計なストレスも減りますし
子供が大きくなったら、カウンターと収納を付けるなど

長いスパンでトイレ空間を考えることも大事です。

 

便器のタンクに付いている手洗いは

小さいお子さんには高さ的に

とても使いづらい場所です。

使ったとしても、周りをビショビショに

濡らしてしまうことも多いようです。

 

出来れば手洗いを別に付けるといいですね。

また、照明と換気扇のスイッチも

通常は1200㎜程度ですが

お子さんが届く1000㎜程度に下げて設置し

子供が自分で出来るようにすると

なお良いと思います。

 

現在のトイレの不満を洗い出す

現在のトイレの不満を洗い出す

 

トイレは狭い空間ですが

毎日必ず一定時間すごす大切な場所です。

 

ここでの不満があると、毎日のことですし

余計なストレスになってしまいます。

 

新築、リノベーション(フルリフォーム)をするのであれば

この機会に不満を書き出してみましょう。

 

★トレイ不満チェックリスト★

 

□狭い

□収納スペースが少ない

□ドアが開けづらい

□玄関付近でトイレのにおいが気になる

□流れが悪い

□窓が無い

□換気扇が弱い

□音が漏れる

□オシャレじゃない

□トイレトレーニング用おまるの置き場が無い

□手洗いが無い

□掃除しづらい

□配管がなぜかにおう

□ペーパーホルダーが使いづらい

□タオルハンガーが使いづらい

□洗浄便座じゃない

□冬が冷たい

□照明の点け忘れが多い

□寒い

□遠い(高齢者)

□本を置けない

 

まとめ

まとめ

 

今回はリノベーション(フルリフォーム)や新築で

トイレに関することを少しまとめました。

 

配置などを考えると、もっと深い話しになるのですが

今回はこの程度のお話しにします。

 

そもそもトイレは汚れるもの。

なのでお手入れしやすい便器や手洗いはもちろん

床や壁の素材にもこだわったほうが良いですね。

 

また、壁や天井材などは

消臭効果の高い自然素材があります。

そうしたトイレになると

余計なもの(芳香材や洗浄剤)が無い分

家の中で、トイレが一番空気が美味しくなったりします。

 

トイレが清潔で居心地が良いと

なんだか健康的な生活になった感じがします。

 

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<編集後記>

以前、このブログでも紹介した万能酵母液の件

ブログ

「オナラの臭さとネガティブ思考は比例する(万能酵母液作り方講習会)」

1月から飲み始めていて、とても調子が良かったのですが
今回のお盆休みで1週間ほど飲むことが出来ませんでした。

そしたらあっけなく、以前のようになってしまいました・・・。

これはマズイと焦って飲み始めてますが
やっと最近、腸内美男子になってきました。

やっぱり腸内環境が良いと、調子も上がります。
今度は長い休みでも持っていこうと思います!

 

 

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